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zoom RSS ゴールを決めて最短距離?(その3)

<<   作成日時 : 2014/05/30 04:40   >>

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将来やりたいことが見つからないことを悩みにしている高校生は少なくありません。「あらかじめ正解が用意されているはずであり、それが自分には見つからない」という発想が悪循環の源です。

立ち止まっていると想像力がへんなふうに働いて、不安だけが大きくなります。一歩を踏み出し行動を重ねるうちに、不安は消えて代わりに期待や展望が生まれてくるということを、進路選択に向かう生徒に伝えていきたいと思います。

履修科目選択や文理分けなど、選択を迫られるなかで焦りやいらだちを感じることも多いでしょう。

高校生にとって職業は、大学のさらにその先にある「2つ先の世界」です。先に進んでからでなければ本当の姿は見えないのが当然であり、また4年後は状況が違っている可能性が大であることを前提としましょう。

まずは、今見える範囲のものにしっかりと目を向け、立ち止まるのではなく歩き出す(調べたり見に行ったりするという行動を起こす)ことを優先するべきだと思います。

しっかり考えさせる前に選ばせてしまっては、その先に見えるものが限定されてしまします。
選択を急がせないこと、
そして、急ぐ必要はそれほど差し迫っていないことを伝えること。
これこそが、指導に当たる側にいる私たちが、常に意識しておくべきことだと思います。

 ご参考記事: 選択した結果に向き合う

*   *   *   *   *    *    *


最後にクランボルツの言葉をちょっとお借りして。

-- 想定外の出来事があなたのキャリアに影響を及ぼすことは避けられない。

-- 現実は、あなたが考える以上の選択肢を提供しているかもしれない。

-- いろいろな活動に参加して、好きなこと・嫌いなことを発見するために、どんな活動にも積極的に取り組みましょう。

-- 間違いを犯し、失敗を経験しよう。間違いや失敗は重要な学びの経験となり、それが予想以上によい結果に結びつくこともあります。


教育実践研究オフィスF 代表 鍋島史一


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