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zoom RSS 考査問題の妥当性を評価し、最適化を図る

<<   作成日時 : 2016/11/17 07:18   >>

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「授業で何を教えるか」 と「考査で何を測るか」 はともに、担当する先生がたの頭の中にある学力観を反映したものだけに、両者はほぼ同じものです。片方の最適化を図れば、もう一方もおのずと改善されます。

授業改善を図ろうとしたとき、相互参観や研究授業を行いますが、指導で何を目指すかという「主眼」 に関わる部分については、考査問題を材料に話し合い、知見や発想を交換する方がやりやすく、また成果を固定できる分効果にも勝ります。

ちょっと考えてみただけでも、時々刻々と局面を変える授業そのものを協議の材料とするより、紙の上に固定された考査問題について検討・協議する方がやりやすいのは自明ですよね。

また、考査の妥当性を高めておかないと、学力の形成、進路希望の実現といったゴールを目指す中での中間検証が正しく行えません。

「考査問題の妥当性」 という視点を持ち、目標学力の形成における中間検証の機能をきちんと持ち得る考査とはどのようなものか、教科組織の中で認識を共有できることは、授業のあり方にもより好ましい見方をもたらします。



一昨日、昨日と、「考査問題における得点集計(集計の取り方と活用法)」 と、「考査問題に使う初見材料をどこから調達するか」 の2本の記事を公開しましたが、これを機に、関連記事の更新を思い立ちました。

当該記事は、公開から1年半以上が経過しています。その間に学ばせていただいたことを少しでも反映できていればと思います。お時間の許すときにご高覧をいただければ光栄です。



2016.11.18 追記:

❏ 目標学力への接近を正しく測れる考査は、学びの羅針盤

目標学力への接近を正しく測れる考査があってこそ、その考査で好成績を目指す生徒の努力が、進路希望の実現を引き寄せます。

間違ったモノサシに照らして頑張ったところで、本来進むべき方向と違った方向に進むのにエネルギーを使わせてしまっているかもしれません。


❏ 優良実践の抽出にも、正しいモノサシが欠かせない

考査問題の妥当性を十分に高めておけば、考査のたびにクラス間で成績の比較を行うことで、より効果的な指導法の所在も特定しやすくなります。

相互参観や、そのクラスを担当する先生からの実践報告などで知見の共有を図れば、学校全体での教育力向上、授業改善にも確実につながっていくのではないでしょうか。

 ■ 考査問題の改善が授業も変える


❏ 一定期間を経過した変化から、好ましい学習者像を探る

また、きちんと目標学力を予測できるテストなら、一定期間を挟んだ2回のテストで作った散布図には、伸びた生徒と苦戦した生徒が現れます。

ケース会議などを通じて、伸びた生徒の行動を特定し、「望ましい学習者像」 として次学年の生徒に示していくこともできるのではないでしょうか。

画像

多忙を極める先生方に、お手間を増やしかねないご提案をすることに躊躇も覚えますが、考査の妥当性を確かめながらその向上を図る取り組みは、十分にコストに見合った成果をもたらしてくれるものと確信しています。


教育実践研究オフィスF 代表 鍋島史一

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