新年度を迎える準備(記事まとめ)

先日は当地でもなごり雪(というには少々風情にかける荒っぽさ…)が降りましたが、いよいよ3月も下旬です。当オフィスのブログでも新学期準備に関する記事を起こして参りましたが、未整理のままにした記事をジャンル別記事インデックスにまとめ直してみました。

年度末の指導に漏れがなかったか、新学期の準備は万全か、最終チェックにお役立ていただければ光栄です。

もし、本年度におけるゼロ学期の業務に改めるべきだったと思われる箇所が見つかったとしても、来年度に向けて改善の計略を今のうちから立ててPDCAサイクルに乗せれば、更なる改善に繋がるはずです。


新年度の指導計画の仕上げ~今やっておきたいこと
新年度の指導計画作りは、すでに昨秋あたりから順次作業が進められてきたと思いますが、仕上げのフェイズを迎えて様式にまとめ直してみることで、見落としていたことに気づくこともあります。新年度の指導が回り始めてしまったら、大幅な計画修正は難しくなりますので、やるなら今しかありません。年間行事予定も、分掌や学年でそれぞれ作ってきた計画をつき合わせて一つの様式にまとめてみると、様々な問題点が見つかることがあります。

指導計画の実効性をより高めるために
指導計画を作る前の準備、計画を作ってから実行するまでの準備がきちんとできるかどうかが、指導の成否を分けます。 多忙の中で前年踏襲を重ねても、あるいは先行研究なしに思い付きに近い新しい計画を作っても、なかなかうまく行くものではありません。また、計画は万全であっても、現場で指導に当たる先生、指導を受ける生徒の側での準備が整っていなければ、指導計画は設計通りの性能を発揮してくれなくなります。

進学する生徒、最上級生となる生徒への指導
国公立大の前期試験が行われ、入試解答速報に目を通すのに忙しい数日になりそうです。その一方で、4月に迎える新入生オリエンテーションの準備など、目の回るような毎日かと存じます。一方で、3月に学校を巣立っていく生徒たちにもしっかりと最後の指導を行いたいもの。4月に最上級生となる新3年生に対するゼロ学期の仕上げも大切な仕事。卒業していく生徒、最上級生になる生徒への指導に関する記事をピックアップしてみました。

年度末に行うべき、模試・考査のやり直し
年度末を迎え、生徒に是非とも取り組ませたいことの一つはこれまでに受験した模擬試験と定期考査のやり直し。答案を返却する際に、すでに一度は間違い直しを課していると思いますが、だいぶ時間が経っているだけに保持されていない記憶も多いはずです。新たな単元を学んだ後に既習内容に立ち戻ると、そこには新たな発見もあります。春休みの宿題で新しい教材を与えるのも結構ですが、学びの重ね塗りも軽んじることはできません。

  カリキュラム・年間指導計画


授業開きやオリエンテーションに向けた本格的な準備はこれからかと思います。こちらの記事もご高覧いただければ幸甚です。

授業開き/オリエンテーション
新学期を迎えるにあたり、授業開きやガイダンス、学習合宿の準備が進んでいることかと存じます。予習・復習の方法など伝え、新しい学年の過ごし方を考えさせる機会。良いスタートは良い1年に欠かせませんが、そこで生徒に伝えるべきことが何であるか、客観的に振り返ってみましょう。
  1. シミュレーションを通じた学習法ガイダンス
  2. やらせてみて観察しながら、自ら修正させる
  3. 目指すべき到達状態に照らした生徒観察
  4. スタートに立った生徒に伝えたいこと

生徒は学び方をどこまで身につけているか
予習に「本文を読んでわからない単語は調べてくる」というタスクを課したいのであれば、まずは、生徒がどうやって辞書を引いたか観察してみる機会を持つべきです。どこまで辞書を引けるようになっているのか、正しい訳語に行き当たるまでのプロセスのどこで躓いているのか、確かめてみないことには、その後の指導も設計できません。授業開きから暫くのあいだは、「やらせてみて観察する」ということに力点を置いた指導を心掛けましょう。


新学期を迎える準備(まとめページへの追記)


教育実践研究オフィスF 代表 鍋島史一

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