業務の無駄を省く~現場レベルで可能なコストカット

先生方の多忙はもはや限度を超えており、業務の削減と効率化は先送りできない課題の一つです。多忙の原因には、制度改革を必要とする構造的なものと、現場レベルでの仕事の進め方しだいで解消を図りえるものとがあります。 構造的な問題の改善を急がなければならないのは当然として、同時に、日々の教育活動に改善の余地がないかを洗い出し、ひとつひとつ片…
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指導案の優劣を論じるときも

指導案を持ち寄ってその改善協議をするときや、教育実習生にアドバイスをするとき、それぞれの経験や考え方が競合を起こし、議論がかみ合わないことがあります。昨日の記事とも関連しますが、エビデンスがないまま論じても、主観のぶつかり合いばかりで、より良い指導法を協働で作り出していくことにはつながりにくいものです。 2016/06/29 公開…
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新たな取り組みを始めるときの鉄則

学校に限ったことではありませんが、新しいことを導入しようとしたときには、きちんと踏んでおきたい手順というものがあるように思えます。目的の確認や効果の検証も不十分なまま、新しい取り組みの手順と方法だけ決めて拙速に「全生徒を対象にいっぺんに実施」というのでは乱暴にすぎるのではないでしょうか。 拙稿「マニュアルありきでの指導にはリスクあ…
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働き方改革~校務の見直しと再構造化(記事まとめ)

学校の先生の多忙が取りざたされて久しくなりました。報道を見ても、現場でのご様子を拝見しても「働き方改革」は待ったなしの課題だと改めて感じています。外にいる私が直接何かできるわけでもなく心苦しく感じておりますが、少しでも何かのヒントになればと、考えるところを起こした拙稿をまとめてみました。 ご多忙を極める中、矛盾する言葉で誠に恐縮で…
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授業改善での協働のあり方

1 授業を観る、授業を観てもらう1.1 授業を観る~優良実践を学び、自分を振り返る 1.2 優れた実践を見て言語化する(見取り稽古)  ★ 1.3 生徒を中心に授業を観る(その1) 1.4 生徒を中心に授業を観る(その2) 1.5 授業を観てもらう「チャンス」を活かす 1.6 自分撮りのススメ 2 組織的授業改善の土台: デ…
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新たなチャレンジに先生方の協働で取り組むとき #INDEX

高大接続改革や新課程への移行がいよいよ目の前に迫り、各地で様々な新しい取り組みが始まっています。パフォーマンスモデルからコンピテンシーモデルへの学力観の転換や「総合的な探究の時間」の指導法など、先生方が協働で最適解を見つけなければならない課題はまさに山積みです。 カギになるのは、「目標をきちんと決め、それぞれが最善と思う方法を試し…
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探究活動、課題研究

1 横断的・体験的な調べ学習の先にある探究活動1.0 総合的な探究の時間★ 1.1 高校生にとっての探究活動 1.2 『TOK(知の理論)を解読する』 を読んで 1.3 中学での経験を踏まえて考える「高校での探究活動」 1.4 新テスト対応にも探究活動は土台となる ★ 1.5 探究活動を通して養う"ファクトフルネス"★ 1.…
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マニュアルありきでの指導にはリスクあり

総合的な探究の時間をはじめ、新しい学力観に沿った新たな教育活動が次々と導入され、その指導法の確立は喫緊の課題となっていますが、新たな指導法を考えるときに大切なのは、マニュアル作りを先行させることではなく、目標とするところを教員団がしっかりと共有したうえで、それぞれが最善と思う方法で指導に当たり、その成果を比べる中で、より良い方法を選び出…
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自力で学ぶ力を育むのに重要な、最初に選ぶ”対話の相手”

授業中に問題演習を行っているとき、生徒に「わからないことがあったら手を挙げ(て質問し)なさい」と声をかけるのは教室でよく目にする光景です。明示されていませんが、このセリフの直接目的語は、当然ながら「わからないこと」、そして間接目的語はおそらく「机間指導中の教員」だと思います。 生徒の疑問にきちんと答えるのはもちろん先生方の大事な仕…
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記事の投稿・更新をしばらく休止いたします ※7/8再開

いつも当ブログの拙稿をお読みいただき、誠にありがとうございます。昨日、サーバー側での大規模リニューアルがあり、仕様が大幅に変更されました。記事の表示に乱れが生じているほか、操作方法にも変更が加えられ、現在、正常な投稿・更新が困難な状態にあります。復旧に向けてあれこれと手を打っているところですが、しばらくの間、記事の投稿を差し控えたく存じ…
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科目への意識姿勢~得意と答える生徒を増やす

同じ教材で同じ指導をしていても、得意・苦手の分布はクラスによって異なります。学習履歴の中で積まれた成功体験や獲得している学習方策によって感じ取り方が違うためです。 得意寄りに分布が偏るクラスでは、より高度な課題を与えて達成感をより強固なものにする一方、苦手意識が優位なクラスでは課題のスモールステップ化や集団知の活用で成功体験を積み…
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明日(7/2)のブログ更新について

いつも当ブログの拙稿をお読みいただき誠に有難うございます。明日(7月2日)は、サーバー側での大規模メンテナンスが15時ごろまで予定されているため、記事の公開・更新が夕方になる見込みです。なお、メンテンナンスが行われている時間帯も記事の閲覧はできるとのことです。 メンテナンス終了後は、ブログのデザインも変わるとのアナウンスがございま…
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授業内での活動を通した達成感・充足感

思考力・判断力・表現力を養うために主体的、対話的で深い学びの実現が求められていますが、思考とは、解くべき課題があってはじめて発動し、対話を通じて着想や知識を交換することで拡張・深化が図られるもの。表現力を磨くためにも、考えたところを相手に伝える活動は欠かせません。観察の窓も、生徒を活動させることではじめて開かれます。 2015/0…
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難易度の設定は負荷の感じ方を確かめながら

勉強に限らず、適正な負荷をかけることは、能力や資質を伸ばす上で欠かせない要素のひとつです。ある課題に対して正解を導けたとしても、楽々と達成した場合と、持てるものを総動員して達成した場合とでは、そこから得られる充足感も、その機会での成長も大きく異なります。 楽々とクリアできるようなハードルばかりでは、頑張りがいもありません。生徒が集…
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授業で実感する学力の向上や自分の進歩

日々の授業を通じて学力向上や自分の進歩を実感する生徒は、高い確率でその科目への興味や関心を深めるというデータ(下図)があります。自分で工夫や努力をして目標を達成したという快体験は、次の学習に向けたモチベーションを生み出しますし、進路意識や志望理由を作り出す学習指導、進路指導、探究活動で作るスパイラルの起点になります。 2015…
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理解したことをもとに課題への解を考える機会

理解したことをもとに考え、その結果を第三者の理解が得られるように表現する力は、高大接続改革以降の入試で最も重視されるものの一つです。授業毎にきちんと「学び終えて解を導くべき課題」を用意することは、これまで以上に大切になります。新しい学力観に沿った学ばせ方への転換を図る上でのスタートに立つことにほかなりません。 下のグラフに示す通り…
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達成すべき目標やポイントをはっきり示す

学習を通じて到達すべき状態を生徒に理解させておくことは、授業のわかりやすさを大きく高めます。目指していることに照らして、一つひとつの説明や指示の意味をより良く理解できるようになるからです。目標に到達できたときの達成感もより強固になるため、次の学びに向けたモチベーションを向上させる働きも強まりますし、生徒の苦手意識を抑制する効果も確認され…
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理解を確かめてから次のフェイズに進む

生徒の理解を確かめるのは、学びを先に進められる状態を確かなものにするためです。「その場で」と「言葉にさせて」の2つを鉄則に「対話で行う理解確認」を徹底しましょう。もし、前段の理解に不足や欠落が見いだされたら、機を逸することなくその解消を図りますが、教え直しよりも、教科書やノートの該当箇所を参照させたり、生徒同士の教え合いを促したりする方…
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よくわかる説明、戸惑わせない指示

説明や指示のわかりやすさを決める要素は、話し方や板書の巧拙だけではありません。今やろうとしていること(目的)は何かをあらかじめ理解させておくこと、前段までの理解をしっかり確かめながら進めることも重要な役割を持ちます。わかりやすさは学習効果を決定的に左右する要素であり、わからないことにはできるようにはなりません。 また、生徒を活動さ…
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学びの土台を作る、整理された板書・プリント

生徒に問い掛け、気づかせたことを板書を通じて生徒の視野に固定していくのが板書の役割です。授業評価アンケートのデータでは、Ⅱ板書と資料の得点とⅦ学習効果の間には強固な相関がみられます。一つひとつの理解を着実に積み上げるにも、情報整理や理解形成のプロセスを生徒と共有するにも、板書が果たす役割は大きく、アクティブ・ラーニングやICTの導入が進…
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