生徒の興味・関心をどこまで育めたか

授業を通じて科目に対する(あるいは学びそのものへの)生徒の興味・関心を高めることはどの教室にも共通する目標だと思いますが、そのための方法を論じる機会の多さに比べて、「興味・関心とは何か」という根幹に立ち戻った議論はあまりなされていないような気がします。 興味・関心とは何かをきちんと定義しないままでは、その高まりを客観的に測定するこ…
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学んでいることの有用性に気づかせる

勉強は「役に立つからする」「役に立たないからしない」というものではありませんが、それでも「学んでいることが何かの役に立ちそうだ」と思えれば、身の入り方が変わってくることも確かです。手元のデータもそれを裏付けています。 履修の途中(あるいは入り口)にいる生徒・学生にとって、学びを進めた先にどんな利益や活用の場面があるかは、容易には想…
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興味関心と自ら学ぶ姿勢とのギャップ

主体的に学ぶ姿勢、自ら調べたり考えたりする態度を獲得させることは指導上の重要目標であることは言うまでもありません。教室で生徒に知識や技能を身につけさせても、社会の変化や科学の進歩の中で、それらがいつまでも価値を持つとは限りません。知識は常に獲得/アップデートする必要があり、生徒には自ら学び続ける姿勢が求められます。 自ら学ぶ姿勢を…
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授業規律VS学ぶことへの自分の理由

教室は集団で学ぶ場ですので、生徒一人ひとりが安心して勉強に集中するには、一定の規律が保たれる必要があります。しかしながら、勉強に集中しない生徒や規律を乱してしまう生徒がいたとき、きつく指導して従わせるだけでは「主体的な学び」から遠ざかるばかりです。 先生に言われたことに従っているだけで、学びが従属的なものになっていては、指示という…
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生徒による授業評価

1 授業評価アンケート~正しい活用と質問設計1.0 授業評価アンケート~正しい活用と質問設計 1.1 講義・座学系の授業評価項目・質問文 1.2 実習・実技系の授業評価項目・質問文 1.3 授業以外について尋ねておくべき生徒の意識 1.4 授業評価アンケートの質問設計~まとめと追記 1.5 授業評価アンケートを行うときの最小要…
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授業評価アンケートの結果の見方、活かし方 #INDEX

より良い授業の実現を目指して、改善課題の形成と改善行動の効果測定を行ったり、校内に存在する優れた実践を共有・継承すべくその所在を特定したりするのに欠かせないデータのひとつが、生徒による授業評価アンケートの集計結果です。 質問項目に組み込まれている「授業を受けて学力の向上や自分の進歩を実感できるか」という質問に肯定的に答える生徒がど…

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授業評価アンケートの結果の見方、活かし方(その3)

前稿(その2)の終わりに、「改善に向けた新たな知見を得るのに最も効率的で確実な方法は、既に校内で高い評価を得ている先生の実践に倣うことであり、高評価を得た先生からの積極的な発信が期待される」と申し上げましたが、教科内/校内に向けて発信すべき実践の所在を知るには、個人票裏面の「クラス別集計」をご覧いただくのが好適です。 ❏ 相対…

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授業評価アンケートの結果の見方、活かし方(その2)

前稿(その1)では、授業評価アンケートにおいて最も重要な項目である【学習効果】の集計値をみるときの観点と方法をご説明しました。本稿では、学習効果のさらなる引き上げ/授業改善が必要と判断されたときにどうすべきか、集計値から読み取る方法をご紹介いたします。 ❏ グラフ「強みの所在/改善課題」が示すもの 個人票[授業評価集計]…

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授業評価アンケートの結果の見方、活かし方(その1)

授業評価アンケートの実施後、しばらくしてお手元に届く集計結果には様々な数値が記載されていますが、その見方を良く知ることは評価結果を授業改善に活かすために欠かせません。 下のイラストは、当オフィスが監修、株式会社ディーシーアイが開発・運用している「授業評価&生徒意識アンケート」の個人票(授業評価集計)ですが、これを例に、集計結果とし…

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実践報告に触れての気づきを言語化することの効果

より良い授業の実現を目指し、全国各地で様々な指導法研究や実践報告が行われています。ご参加の先生方からの意欲的な提案や報告にいつも大きな刺激をいただき、たいへん勉強になります。 各地の先生方が、それぞれの置かれた状況の中で「あるべき学びの姿」を考え続けて生み出してきたアイデアの数々は、それに触れた人が授業をデザインするときの手札を増…

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学びに向かう力/主体的な学習姿勢をどう評価するか

新課程への移行を目前に、評価に対する関心が高まってきています。特に、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」と並んで『育成を目指す資質・能力の三つの柱』の一角を占める「学びに向かう力、人間性等」(評価の観点では「主体的に学習に取り組む態度」)についてはとまどいが先行する中で様々な議論がなされています。 高大接続答申の記述では「…

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多様な意見と正しい理解(対話をどう収束させるか)

生徒に問いを投げかけて考えさせたり、お題を与えて調べさせたりするのは、思考力や調査スキルを身につけさせるために欠かせません。やらせないことにはそこで必要となる能力・スキルは育ちません。そうした能力やスキルを生徒一人ひとりがどこまで獲得できているか観察し評価するにも、そうした活動の場を整えることは不可欠です。 しかしながら、考えた結…

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情報の整理・構造化のやり方を板書で学ばせる

情報を整理/構造化する方法は、先人たちの発想と工夫によって様々なものが生み出されてきました。インデントやアウトライン記号を用いて階層性を表現したり、表組を使って対立的にものごとを捉えさせたりする場面は、日々の授業で頻繁にありますし、教科書や副教材を改めて見ると、ツリーやフローチャート、ベン図、ブロック図、概念地図といった多様なダイヤグラ…

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積極的に学ぶ姿勢(記事まとめ)

積極的に学ぶ姿勢を生徒一人ひとりに持たせたいというのは、先生方のどなたもが抱く思いでしょうが、言うは易く、その実現は中々たいへんです。学びへの積極性を引き出すには、それを構成する要素群を正しく想定し、その一つひとつを着実に成立させていく必要があります。 如上の構成要素の想定(=問題の切り分け)には、生徒が学びに消極的になる場面とそ…
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授業改善での協働のあり方

1 授業を観る、授業を観てもらう1.1 授業を観る~優良実践を学び、自分を振り返る 1.2 優れた実践を見て言語化する(見取り稽古) ★ 1.3 生徒を中心に授業を観る(その1) 1.4 生徒を中心に授業を観る(その2) 1.5 授業を観てもらう「チャンス」を活かす 1.6 自分撮りのススメ 2 組織的授業改善の土台: デ…
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理解確認/学びの振り返り

1 理解度の確認~場面と方法1.0 理解度の確認~場面と方法(序) 1.1 その1)理解度の確認はなんのために行うのか 1.2 その2)発問/問い掛けによる理解度の確認 1.3 その3)小テストによる理解度の確認 1.4 その4)提出された課題に目を通して行う確認 1.5 既習内容の確認は、問い掛けで ★ 1.6 板書…
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知識の活用、学びの仕上げ

1 課題解決を軸にした授業デザイン1.1 教室でしかできない学びを充実~問いを軸に授業を設計 New! 1.2 考えるための道具(体系的知識)を揃えさせるときの手順 New! 1.3 課題解決を伴わない知識獲得は…(全3編) 1.4 理解したことをもとに課題の解を考える機会 1.5 課題解決の場を整えたら、挑ませる前に理解の確認…
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目標の示し方、導入の工夫

1 学習目標の示し方1.0 学習目標の示し方(序) 1.1 学習目標の示し方(その1) 1.2 学習目標の示し方(その2) 1.3 学習目標の示し方(その3) 1.4 学習目標が伝わらない?(その1) 1.5 学習目標が伝わらない?(その2) 2 解くべき課題を通した目標理解2.1 学習目標は解くべき課題で示す ★ 2…
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新しい生活様式のもとでの学習指導(まとめページ)

1 授業再開にむけて整えておきたい準備1.1 授業再開にむけて整えておきたい準備(記事まとめ) 1.2 休校明けの授業を円滑に再始動する   まずは、家庭学習の成果をしっかり確認   確認テストを行うか、単元課題で評価するか   教室で学ばせることを絞り込んで授業を再計画   遠隔指導やICT活用のノウハウを継続開発   追…

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臨時休校のリモート指導がきっかけで授業改善が加速?

今年は年度当初から、臨時休校中のリモート学習、学校再開後の分散登校と様々な障害がある中での教育活動が余儀なくされましたが、1学期の授業評価アンケートの結果を見ると、評価が下がるどころか、大きく授業改善が進んだことを窺わせるデータも散見されます。 学習効果をダイレクトに尋ねる「授業を通しての学力の向上や自分の進歩を実感できるか」とい…

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