出願指導に向けて~事前研修とデータの確認

大学入学共通テストが終わるといよいよ出願指導です。自己採点結果が揃ってから指導計画は万全でしょうか。どれほど綿密に練った計画も、実施に移すと意図通りに進まないこともあります。その主な原因は、実際に指導に当たる担当者のスキルや知識が追い付かなかったり、個々の生徒の置かれた状況が事前の想定と異なったりすることです。 受験本番を控えた待…
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進路関連行事に向けた企画・準備・事前指導

進路意識形成を目的に外部から講師やファシリテーターを招いた講演会やワークショップが増えているように思います。機会あるごとに見学をさせていただく中、「あれっ?」と感じることも少なくありません。 生徒がなんの準備もせずにその場に臨んでいる講演の内容は良いのに、生徒をうまく巻き込めない事後の指導に繋がらず、単発のイベントで終わっている自…
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進路指導計画の体系化とスリム化

進路指導計画に組み込まれた行事は「体験の機会」と「選択の機会」の2つに大別できます。進路講演や大学訪問などが前者の代表格、出願指導や履修科目選択が後者の代表です。これらがしっかり体系化され、スリムな状態に保たれているかは定期的な点検が必要です。 長年にわたる試行錯誤で「増改築」を繰り返した結果、進路指導計画が複雑で過密なものになっ…
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行事にじっくり向き合える、忙しすぎない学校生活

どの学校でも教育活動の拡充・整備が進んでいます。新課程への移行で総合的な探究の時間も本格的に始まりますし、進路指導やキャリア教育でも、生きる力に直結する「(21世紀型能力の)実践力」の獲得を図る場が多種多様に設けられるようになってきました。 その中で、生徒が3年間/6年間で経験する行事は、当然のごとくその数を増やし続け、一つひとつ…
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進路講演などに向けた事前指導

外部から講師を呼んで行う進路講演は、普段聞けない話に見聞を広げて新たな世界の見方を知る、生徒にとって大切な成長の機会ですが、何の準備もなくただ話を聞かせるだけでは効果は限定的です。 前もって講演のテーマについて、調べたり、考えたりする機会を設けることで、同じ講演でもそこからの学びは大きく膨らみます。 多忙な日常の中で、生徒も…
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進路意識の高揚を目的とした講演会の企画

進路意識へ高揚を図ることを目的に、生徒が目標としている大学に進んだ卒業生や、その大学の入試広報担当者を招いて講演会を実施することがありますが、せっかくの企画も単発のイベントに終わってしまい、継続的な効果をもたらしていないケースも少なくありません。 進路行事が、継続性のある進路意識の高揚や受験生としての個人/集団レベルでの成長という…
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模試の結果を正しく振り返る(学習行動の改善)

以前の記事でも書きましたが、模試や考査の事後学習では間違え直しに取り組ませるだけでは不十分です。 テストの結果を通じて振り返るべきは「これまでの自分の勉強への取り組み方や学習方法」であり、振り返りを行うことの目的は「より良いパフォーマンスを得るにはどのように行動すれば良いか」という自分の課題を設定すること。ひいてはその繰り返しの中…

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年末に行わせる「4月からの学びの振り返り」

期末試験の時期を迎えました。答案返却日には、生徒はここまでの期間に重ねてきた学びの成果を、点数というひとつの指標に照らして確認することになります。考査が終わった解放感もあるでしょうが、ここできちんと振り返りをさせることが先の歩みを大きくさせます。 思ったほど成績が振るわなかった生徒もいるでしょう。「まあ、仕方ないよね」と開き直られ…

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現2年、現1年に対する、進級を見据えたゼロ学期指導

昨日アップデートした「ゼロ学期を迎えるに当たり~指導計画作りへの下準備」では、新年度を迎えるための校務に焦点を当てましたが、もう一つ忘れてはいけないのが、来春に進級する生徒に取らせる「新年度に向けた準備」だと思います。 春に最上級生となる現2年生は、来年度の履修科目選択の希望を提出したことで「受験生」になる第一歩を踏み出したことに…

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ゼロ学期を迎えるに当たり~指導計画作りへの下準備

今年もあっという間に年末が近づいてきました。年明けに始まる「ゼロ学期」は短いわりにこなすべき校務が多く、どうしても慌ただしくなりがちですから、今のうちに少しずつゼロ学期の課題/タスクのたな卸しを行い、優先順位をしっかり定めた工程表に落とし込んでおきたいものです。まずは、「To Do リスト」を作るところからでしょうか。 4月からの…
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目標理解と活用機会を整える授業デザイン

学習目標を正しく認識した上で、習ったことを用いた課題解決を経験することで、生徒の学びは着実に成果(=学力の向上や自分の成長)を結ぶようになります。学習目標を提示するには、解くべき課題をもって行うのが最も効果的であるのは別稿で申し上げた通りであり、獲得した知識・理解の活用機会を整えることには一石二鳥の効果が見込めます。 これに、対話…
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遠隔授業のデータから考える対面の良さを生かすポイント

今年も幾つかの大学での本年度前期の授業評価アンケートのデータを分析する機会に恵まれました。今年はコロナ禍で対面授業ができず、前期を通してずっと遠隔授業が行われていたこともあり、項目間の相関など集計結果には例年と違ったものが方々に見て取れます。 対面授業が行われていた過年度と比べ、遠隔授業では以下のような変化が生じており、どうやら特…

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実技実習の授業に「振り返り」がもたらす効果

実技実習系に限らず、どの教科でも学び終えた段階できちんと「振り返り」を行うことは、生徒一人ひとりの学びに様々な効果をもちます。 自分の取り組みやパフォーマンスを振り返る中で、授業を通じて新たにできるようになったことの「たな卸し」ができれば科目への自己効力感が高まりますし、今日の自分に足りなかったことを捉えれば「次に向けた課題形成」…
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"アクティブ・ラーニング"で学習時間が減る?

所謂「アクティブラーニング的な要素を取り入れた授業」が広く行われるようになった学校で、生徒の平均学習時間が減っているというデータがありました。興味がわいて調査してみたところ、ひとつの学校の特異な事例ではありませんでした。 自己評価や学習時間調査の方法は各校それぞれであり、また精度も良くない訊き方をしていることもあり、集計結果を鵜呑…
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協働学習を"集団としての調和"で終わらせない

教室内での問答や討論などで実現される「対話的な学び」は、生徒が互いの知識や経験、発想や気づきを交換することで学びをより深いものにすることに加え、一人では解決できない課題に取り組むときに「集団知」を生かすことにも欠かせないものです。 しかしながら、対話が盛り上がったかどうかと、一人ひとりのうちに学びの成果が蓄積され、深く確かな学びに…
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判断力をどう考え、育て、評価するか

新課程が求める学力の3つの柱の2番目には「理解していること・できることをどう使うか(未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」の育成)」が挙げられていますが、この能力・資質の育成には各教科の学習指導でも常に十分に意識を向ける必要があります。 育もうとする以上、それらが何を意味しているのか、校内で共通認識を作っておかなけれ…

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カリキュラム・年間指導計画

1 シラバスの起草・更新に際して1.0 シラバスの起草・更新に際して(序) 1.1 その1 まずは全体を見渡したグランドデザインを 1.2 その2 指導計画立案の前に検証可能な目標の設定 1.3 その3 副教材の取り扱いや学ばせ方のすり合わせ 1.4 その4 使いながら記録を残してブラッシュアップ 1.5 シラバスを熟…
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活動を配列するときに考えるべきこと #INDEX

主体的・対話的で深い学びの視点での授業改善が図られる中、各地で授業を拝見していても実に様々な活動が授業の中に組み込まれるようになりました。途切れることなく配列されたアクティビティにノンストップで生徒が取り組んでいる光景もすでに珍しいものではありません。 しかし、単に対話の場面が増え、活動性が高まっても、それが主体的で深い学びになっ…
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活動を配列するときに考えるべきこと(その4)

授業内外に配列する学習活動には様々なものがありますが、いくつかの分類軸を設けてみると整理がつきやすく、すべての活動について配列上の考慮が十分に巡らせることができているか点検が容易になります。 ひとつめは「個人で行うか、ペアやグループで行うか」での分類です。 前者には、練習や演習といった対話の要素を含まないものと、講義を聞いた…
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活動を配列するときに考えるべきこと(その3)

授業内にアクティビティ(活動)をどのように配列するかを考えるときには、その前に「できるようにさせたいこと」(到達目標)をはっきりさせておくことが大切です。 ここでの到達目標は、学習内容の理解に加えて、内容(コンテンツ)を学ぶことで獲得する能力・資質(コンピテンシー)や学びの姿勢と方法も含まれるはずです。目標をしっかり見据えて、その…
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