講義・座学系の授業評価項目

生徒による授業評価アンケートの目的は「より良い授業の実現」にほかなりません。この目的を達成する上で欠かせない「課題形成」と「改善行動の効果測定」の2つがアンケートによって提供される機能です。まずは、「良い授業」とは何かを明確にしておくことが大前提。曖昧なままにしては、せっかくの評価/観察も、恣意的な判断が混ざり込んだり、目的から離れたり…
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新しい学力観にそった授業と家庭学習の再設計

高大接続改革や新課程への移行で学力観も新しいものに更新を図る必要があります。学ばせ方の転換で、家庭学習の充実が求められることは拙稿でもお伝えしました。しかしながら、授業外学習時間の延伸という課題には、宿題・課題の増量といった昔ながらの解決策しか用意できず、十分な成果があがっていない学校もあるようにもお見受けします。 荷物を増やして…
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答案を正しく評価できているか

先日の記事"学力観の変化は良問と悪問を分け方を変える"で申し上げた通り、高大接続改革以降の入試で出題の増加が予想される「答えが一つに決まらない問題」などの新しいタイプの問題では、採点基準の在り方しだいで、設問は良問にも悪問にもなり得ます。 答案を正しく評価することは、生徒の学びを正しい方向に導くことにほかなりません。新しい学力観に…
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授業のこと以外にも尋ねておくべき“生徒の意識”

教科学習指導の土台はホームルーム経営です。「生徒同士が互いに刺激し合い共に成長している」と感じる生徒が多いクラスほど、そこで行われている授業でも「学力や技能の向上、自分の進歩を実感できる」との肯定的回答が多くなる傾向が確認されています。 クラスが「成長の場」として機能するかどうかは、「係や当番の仕事」の活性化や、担任の先生からの「…
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規律ある生活、集団生活のマナー

規律ある生活を送り、集団生活のマナーを守れる生徒を育てるには、先生方からの"生徒に期待する行動"の絶え間ない発信も欠かせませんし、生徒自身が授業規律を考える機会を設けたり、高校生としてのタスク管理やスケジューリングのスキルを獲得させる必要があります。 目指すところは、互恵意識で結ぶ学びのコミュニティの創出、生徒が互いの頑張りを支え…
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将来を見据えた行動選択

先に控える選択の場や待ち受けるハードルを見据えて、今やっておくべきことは何かを正しく判断することは、かけがえない時間を有意義に過ごすのに欠かせないものです。生徒には、学校生活の中で生活・学習・進路の各領域での様々な学びを重ねながら、「望ましい行動を選び出して実行する姿勢とその方法」を身につけてもらいたいものです。 獲得がどこまで進…
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異なる意見に耳を傾ける姿勢

立場や考えの異なる意見にも耳を傾けることは、独善やこだわりから離れて正しい判断を広い視野で行えるようになることを意味します。協働で課題の解決に取り組むときや賛否の分かれるイシューを論じる時、あるいは自らの進路を選ぶときなど、そうした資質と姿勢が求められる場面は少なくありません。 2015/06/16 公開の記事をアップデートしまし…
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困ったことや悩みを信頼して相談できる相手

困ったことや悩みを抱えたときに、信用して相談できる相手がいれば、問題が深刻化したり手に負えなくなったりする前にどうにかできる可能性が高まります。いじめを受けるなどの心身が危険にさらされるような事態は言うまでもなく、進路や学習のことで判断に迷ったときにも、助言や支援が求められる信頼に足る相手が傍にいることは大切です。 2015/06…
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生徒が互いに刺激し合い、共に成長するクラス

相互啓発が働き、互恵意識で結ばれたクラスの中でこそ、生徒は生き生きと様々な活動に取り組むことができ、主体性・多様性・協働性を獲得していきます。学級を預かったからにはそんなクラスを目指したいものです。また、別稿"教科学習指導の土台はホームルーム経営"でお伝えした通り、授業の成否にも大きな影響を与えます。 2015/06/12 公開の…
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係や当番の活動で関係を築き社会性を育む

ホームルームは生徒にとって最も基本的なコミュニティ。その中で、どんな役割を引き受けるのか、どんな貢献ができるのかを考え、行動を起こしていくことは、社会性を身につける貴重なトレーニングの場です。その場面の一つが当番や係の仕事であり、その活性化は「生徒が互いに刺激し合い、ともに成長するクラス」を作るためにも欠かせません。 2015/0…
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整理整頓、教室の環境整備

教室が整理整頓されているかどうかは各教科の学習にも大きく影響します。生徒の荷物が通路をふさいでいたら机間指導の邪魔になりますし、グループワークへの切り替えなどのフォーメーションの変更にもひと騒動。こんなところで貴重な授業時間を無駄にしたくないものです。掲示物にしても、余計なものが目に入っては、肝心な連絡やメッセージが埋もれて伝わらなくな…
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言い分に耳を傾け、公平に接する

前稿で取り上げた「期待する行動」との間で常に高い相関を示し、且つ学習者と指導者の関係をしっかり築く上での両輪をなすのが、この項目です。期待する行動を到達目標として生徒と予め共有しておくことで、一つひとつの指導の背後にある意図もより良く理解してもらえます。 学校評価アンケートでも、教育目標や指導方針をちゃんと伝えることに注力している…
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生徒に期待する行動をはっきり示す

学年や学期が進むごとに、生活、学習、進路の各領域で生徒にどんな行動を期待しているのかを生徒に伝えることは、段階的に目指すべき到達状態について生徒と認識を共有することを意味します。目標とするところが示されてこそ、その実現に向けた努力も促されますし、生徒は今の自分に足りていないことに気づき、自らの行動を改めて行けます。 担任の先生がは…
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連絡事項を漏れなく伝える

ホームルームを通じて学校からの連絡事項が余すところなく伝わっているのは当たり前と思われるかもしれませんが、実際はそうとも限らないようです。生徒側の認識をアンケートで調べてみると、肯定的な回答の割合が50%を切るようなクラスもちらほらと…。 2015/06/05 公開の記事をアップデートしました。 生徒意識アンケート① HRを通じ…
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学力観の変化は良問と悪問の分け方を変える

パフォーマンスモデルの学力観の下では、何を学んできたかを試すことを目的に、正解が一つに決まる問題を課し、受験者が出した答えの正誤で学力を測っていたため、正解が特定できない問題は「出題ミス」として扱われました。しかしながら、学力観がコンピテンシーモデルに切り替わる中で、事情は大きく変わってきそうです。 ❏ 所与の情…
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実習・実技系の授業評価アンケート

体育、芸術、家庭などの実技実習系教科でも、授業評価アンケートの質問文が目指すべき授業像を表現する必要に変わりはありません。講義座学系の教科と同様に、学習を通じて自らの進歩や成長を実感できることは、学びを継続する意欲の原資です。 2015/05/25 公開の記事インデックスをアップデートしました。 目標を正しく理解し、メタ認知…
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自分の取り組みの成果を発表できる機会

自分の取り組みの成果を発表することは、発表という目標に向けてより意識的な取り組みを促す効果だけではありません。取り組みの成果を存分に伝えられれば達成感による次へのモチベ―ションが、多少の失敗を含んだ時は次に向けた課題の形成など、いずれの場合も次に向かうきっかけを得ることになります。 また、他の生徒の成果発表に触れることで、自分の取…
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授業を受けて実感できる自分の進歩

自己効力感を高めることができれば、そこに主体的な取り組みや積極的な姿勢が作り出されていきます。逆に下がってしまった状態では、できない自分に向き合うことへの抵抗から、対象に近づくことを避けようとする「負のモチベーション」 が発生してしまいます。 2015/06/02 公開の記事をアップデートしました。 授業評価項目[実技系]⑥ 進…
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振り返りを通じた成果のたな卸しと次への目標設定

興味や意欲は、努力して達成した中に生まれるものですから、振り返りを通じて自分の進歩を確認する場を整えることが、積極的な学びの姿勢を作ります。また、できたこととできていないことの切り分けがはっきりしないことには、次に何をするべきかを特定することもできません。振り返りとその支援のための助言が大切であるのは、このためです。 2015/0…
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作業や練習の目的の明示、到達目標の設定

ひとつひとつの作業や練習に取り組ませる際、その目的や目指すべき到達状態をしっかりと示しておくことは、目的意識を持った主体的で積極的な授業参加を促すための大前提であるとともに、モチベーションの原資である達成感をより強固にしたり、パフォーマンスの向上を図るのにどうすれば良いかを気づかせたりする上でも欠かせません。 得意な生徒と苦手な生…
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