テーマ:カリキュラム・年間指導計画

カリキュラム・マネジメントの実行&検証フェイズ

カリキュラム・マネジメントという言葉が広く使われるようになってだいぶ経ちますが、マネジメントとは言うまでもなく「目標を達成する/成果を上げる」ためのものであり、計画、実行、検証、対処(いわゆるPDCA)で構成される活動です。 カリキュラムを通して形成しようとしている学力が変化した以上、計画フェイズに当たるカリキュラムの作成には従来…
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カリキュラムは{学習内容×能力資質}で設計する

新課程への移行がいよいよ目の前に迫ってきました。中学校では2021年度に全面実施、高校でも2022年度から年次進行での実施です。既に教育課程のアウトラインが完成し、細部の調整に取り掛かり、順調に進んでいる学校も少なくないものと拝察します。 新しい科目も設定され、3ヵ年、6ヵ年の枠に必要な科目を配列するだけでも容易なことではありませ…
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休校明けの授業を円滑に再始動する

緊急事態宣言の解除を受けて、一部の地域では学校が再開されますが、当然ながら再開を以て学校に日常が戻るわけではなく、むしろこれからの課題の方が大きいのではないかと思われます。 休校期間の遅れを解消すべく先ずは年間授業日程を組み直すことからでしょうが、カレンダー上で授業計画をスライドさせるだけでは解消できない問題が多々ありそうです。再…
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受験学年のスタートに向けて(まとめ)

3月に入り、いわゆるゼロ学期も残すところわずかです。ここまでの指導の成果として、4月に最上級生となる生徒には受験生としての意識も芽生えてきていることかと拝察いたします。 ここから先も、それぞれの目標の実現に向けた努力を生徒が互いに尊重し、頑張りを支え合う集団作りや、志望理由の具体化と深化といった、集団と個人の両方に対する指導を重ね…
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新年度に向けて、最終結果と照らした指導の成果検証

早いもので1月も終わりを迎えました。センター試験の結果も既に出ていますし、最終的な出願校も決まったはずですので、3ヵ年/6ヵ年に亘って行ってきた学習指導と進路指導の成果を測るのに必要な指標は、これですべて揃ったことになります。 一般入試の合否結果はまだですが、それを待っていては来年度の指導計画にこれまでの指導を振り返っての成果と課…
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年間行事予定の書きだし方#INDEX

向こう3か月、半年、1年、…と先を見渡し、選択の場、越えるべきハードルを意識して過ごす日々と、次々に訪れるイベントを準備を整えるわけでもなくただ経験していくだけの毎日とでは、歩みに大きな差が生じます。卒業までの3ヵ年/6ヵ年で到達できるところ(=教育成果)にも大きな違いが生じるのは想像に難くありません。 生徒が先の予定を見通して日…
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年間行事予定の書きだし方(その5)

年間行事予定に配された様々な指導の一つひとつの背後には、生活、学習、進路の3観点での段階的到達目標が存在しているはずです。既存の年間行事予定や来年度の原稿を前に、各行事に込められた指導意図を取り出してみる(=言語化してみる)ことで、これまでの指導計画/行事予定に朱入れすべきところが明らかになるというのが前稿の主旨です。 この工程を…
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年間行事予定の書きだし方(その4)

年間行事予定の起草は、単にカレンダーを諸行事で埋めていくことではありません。領域ごとの段階的な到達目標が正しく配列されているか、その目標群を達成するのに必要な指導の機会が過不足なく用意できているかを確認しながら、教育リソースの最適配分を実現すべく調整を重ねることだと思います。 選択の場としての行事であれば、そこに至る準備が十分に行…
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年間行事予定の書きだし方(その3)

すべての指導機会は、時期や段階ごとに目指すべき「到達状態」に生徒を導くために設けられるものである以上、年間行事予定に記載されるすべての行事は、学校の教育目標との間で「生活」「学習」「進路」 の三領域のいずれかで関連付けられていなければなりません。 これを着実に実現するには、本稿でご紹介するような前工程をしっかりと踏んでおく必要があ…
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年間行事予定の書きだし方(その2)

年間行事予定表をすぐに生徒の目に入るところに掲示しておくのは、これからの予定をきちんと把握させておくのに有効です。先の予定を把握していれば、自分が次になすべきことは何か、目の前に迫っている選択の機会は何かという意識が自ずと高まります。 心構えも準備もなく、指導機会に臨んだり行事に参加したりでは、そこで得られるものはぐっと減ってしま…
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年間行事予定の書きだし方(その1)

どの学校でも作られている年間行事予定表。様々な行事が増える中、行事にじっくり向き合える、忙しすぎない学校生活を送らせたいと思っても、そうそう行事の整理・再編は進みません。すべての行事を3年間/6年間のカレンダーに落とし込むだけでも容易ではなく、分掌や学年、生徒会との調整に当たる先生のご苦労ばかりが目に浮かびます。 どうにか行事を配…
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学びの重なりを上手に利用したコンパクトな学校経営

学校は様々な教育活動の集合体として成り立っていますが、相補関係を考慮しないで個々の教育活動を設計すると、部分最適化は図られても、リソースの最適配分という視点が欠落することもあります。 新たな要請に応えて足し算(増築)を繰り返し、教育活動を膨らませていくばかりでは、リソースの枯渇は免れません。 積み上げてきたものを振り返り、そ…
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手段科目としての言語系教科の学びを活かす場

以前の記事でも書きましたが、英語は目的科目から手段科目へと立場を変えていくように思われます。ある程度の基礎(言語材料の理解)を身につけた段階では、他教科を学ぶ中で様々な内容の文章を読んだり、考えたことを表現したりする機会をどんどん作ることが、言語能力の向上を促すはずです。同じ言語系教科である国語も同様かもしれません。 所謂「イマー…
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補習・講習は、一つひとつの設置目的を明確に

五月の連休が終わると、夏休みに設置する補習・講習をまとめて生徒に伝える時期を迎えます。となれば、新学期が始まると間もなく講座開設の準備に取り掛かることになりそうです。生徒一人ひとりが抱える学習上の課題を解決する場として、内容や対象を明確にして、講座群を整備し、必要な生徒が確実に履修できるようにしたいものです。 合理的に配置された講…
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シラバスを熟読・活用させることの効果

大学での授業評価アンケートの集計結果を分析したところ、「シラバスを熟読している学生ほど、科目の到達目標を達成できる見込みが高まると同時に、学習したことへの興味が膨らみ、発展的な内容を学ぶことへの意欲が向上する」という傾向が見て取れました。 高校でのシラバスは、"講座選びのカタログ"としての大学シラバスとは性格が異なる面がありますの…
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生徒に伝える期待(=先生方の指導目標)を明確に

新学期も目の前となり、オリエンテーションや授業開きに向けた準備も進んでいることと思います。その場では、生徒に守るべきルールや履行を心掛けて欲しい行動を明確且つ具体的に伝えることも大切ですが、その前に、どんな成長を遂げて欲しいかという期待、目指すべき生徒像をしっかりと打ち出しておくことが大切だと思います。 ❏ 教育…
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新学期を迎える準備(まとめページへの追記)

年度末を迎えようとしているこの時期に、やるべきことをリストアップし、それぞれの重要度を判断しておきたいところです。当ブログの中から「春休み」と「新学期」をキーワードに持つ記事を集めてみました。最終更新日が古い記事もありますが、残り5週間ほどの準備期間でのタスク管理に何かのご参考となればこの上ない喜びです。 2017/02/07 公…
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大学入学共通テストの試行調査の結果から(まとめ)

共通一次やセンター試験の出題には、できるだけ高校現場の邪魔をしないようにとの配慮が感じられましたが、2年後に迫る新テストは一転して、大学の教育の在り方のイメージのもと「これからの高校教育はこうあるべき」との方向性を明確に示そうとしています。 これまで幾度もチャレンジしてきた高等教育と中等教育の改革により確実な効果を生み出そうと、大…
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進級後の指導を見据えて(学年間での学びの接続)

教科学習指導にしても、進路指導や生活指導にしても、単年度で指導が完結するわけではありません。ある学年での指導は、その次に進んだ時に必要になる事柄を獲得させる準備でもあり、また、前年度までの指導で達成できなかった指導目標の補完をする機会でもあります。 単年度の指導目標が達成できていなければ、きちんとフォローしなければなりませんが、そ…
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中高一貫校での中高/前後期接続

中高一貫校の強みは、6ヵ年を通した指導計画のもとで中断なく指導の成果を積み上げられることにありますが、中高/前後期の接続に課題を抱え、本来の強みを生かし切れていないケースもあります。中学/前期課程では高い学力向上感や積極的な学ぶ姿勢が観測されていたのに、高校/後期課程に進んだとたんに伸びを欠くこともしばしばです。 2017/10/…
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高大接続改革入試初年度生を迎えて9か月

新しい年を迎えて一週間が経ち、今日が始業式という学校も多いかと思います。昨年4月に高大接続改革入試初年度生となる新入生を迎えて既に9か月が経過したことになりますが、新しい学力観に沿った学ばせ方の転換はどこまで進んできたでしょうか。 本年度の成果をきちんとたな卸しして次年度以降に継承するとともに、新しい取り組みの中に見出された課題を…
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学習指導、進路指導、探究活動で作るスパイラル

学習指導と進路指導という二本柱をしっかり立てれば成立したのがこれまでの指導計画でしたが、次期学習指導で加わる探究活動を組み合わせるとなると、単純にもう一本の柱を立てれば済む話ではありません。 学習、進路、探究という三領域が「並列」していては、互いの関連が希薄になりますし、ただでさえ「教育の強じん化」で、思考力・判断力・表現力を高め…
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記憶に格納する知識、外部参照する知識(その2)

脱ゆとり路線を維持しつつ、主体的、対話的で深い学びを実現し、思考力・判断力・表現力とともに主体性・多様性・協働性を獲得させるという課題に、これ以上授業時間を増やす余地がないという状況下で挑むには、何をどこで学ばせるのかを戦略的に判断する必要があります。無駄を省く(効率を高める/重なりをうまく利用する)授業の外に持ち出す(家庭学習)やるべ…
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記憶に格納する知識、外部参照する知識(その1)

教育の強靭(じん)化に向けてと題する文部科学大臣メッセージが発信されたのは平成28年5月10日のことでした。「討論や発表などを増やすことが結果的に覚える知識量の減少につながる」といった各方面からの懸念に対し「脱ゆとり」路線の再確認を行う必要があったためです。 そこでは、「人工知能(AI)の進化など情報化・グローバル化が急激に進展す…
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記憶に格納する知識、外部参照する知識 #INDEX

次期学習指導要領は、学習べき内容は削減せず、その理解の質を高めること(教育の強じん化)を意図しています。従来と変わらない時間枠の中に、思考・判断・表現の各要素を織り込み、主体性・多様性・協働性を身につける場を設けつつ、学習内容は減らさないということです。 こうした変革の中、課題解決に必要な知識をすべて教えきる時間を確保してから習っ…
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新課程への取組を伝える学校広報

高大接続改革に最初に挑む学年を迎え入れ、新しい学力観に沿った学ばせ方への転換が図られていますが、その次に控えるのは、本丸である新学習指導要領への移行です。 2022年から始まる高校の新課程に学校としてどう対応するかを明確に示すことは、生徒募集戦略上の重要な課題です。新課程初年度生がすでに小学校6年生になっていることを考えると、まだ…
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選ばれなかった理由を探り、次のメッセージを編む

学校広報を通じてステークホルダーとの良好な関係を築くには、発信を充実させるだけでは不十分であり、双方向のコミュニケーションに注力して相互理解を深める必要があります。 ここでいう双方向コミュニケーションには入学相談会などでの個別面談も含まれますが、アンケートなどを通じて「潜在志願者」や「説明会来訪者」といった集団としての反応を探り、…
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シンプルさと重ね塗りで、認知を高め、理解を得る

建学の精神や校是・校訓を現代的に読み直し、新たなグランドデザインを描き出しても、それが受験生や保護者の目と意識に到達しなければ生徒募集の改善にはつながらず、せっかくの教育理念にも賛同・共感してくれる人が増えるわけではありません。 伝えるものを作り上げたら、今度は伝え方を考える番です。たとえ作りかけの状態であっても、学校の意思を積極…
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個々の教育活動の位置づけを明確にして構造化

新学習指導要領のもとで学校がどのような教育活動を行うかを考えるときに忘れてはならないことは他にもあります。 学校が提供する様々な教育機会がグランドデザインをわかりにくくするノイズになっていないか入学してくる生徒が中学卒業までにどんな体験をし、何を身につけているかなどはその最たるものだと思います。 ❏ 多様な教育…
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教育内容の充実を伝えるにはエビデンスを

新学習指導要領の下で学校が何をしようとしているかはっきり伝え、学校の教育活動に理解と共感を得て、学校を選択してもらうには、様々な教育活動を「建学の精神や校是・校訓を中心に据えたグランドデザイン」の下で統合・構造化しておくこと取り組んできたこと/採り入れていくことの効果をエビデンスを持って示すことという2つの要件を満たすことが不可欠です。…
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