テーマ:カリキュラム・年間指導計画

前年度の指導に起因する学習指導上の課題

あるクラスを担当していて、学習指導がうまく行かない場合、その原因が前年度までに生徒たちが受けていた授業に存在する場合があります。既習事項の習熟が不十分であれば、学び直しに時間がかかり本時の学びが十分に深められないこともありますし、固まっていない土台の上に新たな知識を積もうとしてもうまく行くとは思えません。 授業改善に向けた改善計画…
トラックバック:6
コメント:0

続きを読むread more

学びの重なりを上手に利用したコンパクトな学校経営

学校は様々な教育活動の集合体として成り立っていますが、相補関係を考慮しないで個々の教育活動を設計すると、部分最適化は図られても、リソースの最適配分という視点が欠落することもあります。 新たな要請に応えて足し算(増築)を繰り返し、教育活動を膨らませていくばかりでは、リソースの枯渇は免れません。 積み上げてきたものを振り返り、そ…
トラックバック:4
コメント:0

続きを読むread more

先生方の多忙解消に~個々の教育活動の価値見直し

先生方の多忙解消が必要であるとの議論が盛んになされるようになってずいぶん経ちますが、なかなか問題は解決に向かわないようです。退勤時間が早くなっても持ち帰る仕事が増えただけとの話もよく聞きます。多忙を解消するには、基本的には2つの方法しかありません。ひとつは個々の仕事の効率化、もう一つは仕事そのものを減らすことです。 &#100…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

カリキュラム・年間指導計画

1 シラバスの起草・更新に際して1.0 シラバスの起草・更新に際して(序) 1.1 その1 まずは全体を見渡したグランドデザインを 1.2 その2 指導計画立案の前に検証可能な目標の設定 1.3 その3 副教材の取り扱いや学ばせ方のすり合わせ 1.4 その4 使いながら記録を残してブラッシュアップ 1.5 シラバスを熟…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

補習・講習は、一つひとつの設置目的を明確に

五月の連休が終わると、夏休みに設置する補習・講習をまとめて生徒に伝える時期を迎えます。となれば、新学期が始まると間もなく講座開設の準備に取り掛かることになりそうです。生徒一人ひとりが抱える学習上の課題を解決する場として、内容や対象を明確にして、講座群を整備し、必要な生徒が確実に履修できるようにしたいものです。 合理的に配置された講…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

シラバスを熟読・活用させることの効果

大学での授業評価アンケートの集計結果を分析したところ、「シラバスを熟読している学生ほど、科目の到達目標を達成できる見込みが高まると同時に、学習したことへの興味が膨らみ、発展的な内容を学ぶことへの意欲が向上する」という傾向が見て取れました。 高校でのシラバスは、"講座選びのカタログ"としての大学シラバスとは性格が異なる面がありますの…
トラックバック:4
コメント:0

続きを読むread more

生徒に伝える期待(=先生方の指導目標)を明確に

新学期も目の前となり、オリエンテーションや授業開きに向けた準備も進んでいることと思います。その場では、生徒に守るべきルールや履行を心掛けて欲しい行動を明確且つ具体的に伝えることも大切ですが、その前に、どんな成長を遂げて欲しいかという期待、目指すべき生徒像をしっかりと打ち出しておくことが大切だと思います。 ❏ 教育…
トラックバック:4
コメント:0

続きを読むread more

新学期を迎える準備(まとめページへの追記)

年度末を迎えようとしているこの時期に、やるべきことをリストアップし、それぞれの重要度を判断しておきたいところです。当ブログの中から「春休み」と「新学期」をキーワードに持つ記事を集めてみました。最終更新日が古い記事もありますが、残り5週間ほどの準備期間でのタスク管理に何かのご参考となればこの上ない喜びです。 2017/02/07 公…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

大学入学共通テストの試行調査の結果から(まとめ)

共通一次やセンター試験の出題には、できるだけ高校現場の邪魔をしないようにとの配慮が感じられましたが、2年後に迫る新テストは一転して、大学の教育の在り方のイメージのもと「これからの高校教育はこうあるべき」との方向性を明確に示そうとしています。 これまで幾度もチャレンジしてきた高等教育と中等教育の改革により確実な効果を生み出そうと、大…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

進級後の指導を見据えて(学年間での学びの接続)

教科学習指導にしても、進路指導や生活指導にしても、単年度で指導が完結するわけではありません。ある学年での指導は、その次に進んだ時に必要になる事柄を獲得させる準備でもあり、また、前年度までの指導で達成できなかった指導目標の補完をする機会でもあります。 単年度の指導目標が達成できていなければ、きちんとフォローしなければなりませんが、そ…
トラックバック:9
コメント:0

続きを読むread more

中高一貫校での中高/前後期接続

中高一貫校の強みは、6ヵ年を通した指導計画のもとで中断なく指導の成果を積み上げられることにありますが、中高/前後期の接続に課題を抱え、本来の強みを生かし切れていないケースもあります。中学/前期課程では高い学力向上感や積極的な学ぶ姿勢が観測されていたのに、高校/後期課程に進んだとたんに伸びを欠くこともしばしばです。 2017/10/…
トラックバック:4
コメント:0

続きを読むread more

生徒は何ができるか~指導計画立案の前に確認

来年度の教育活動の最終設計に入る前に、確実に行っておきたいことのひとつに、「これまでの指導を通して生徒は何をできるようになっているか」の点検があります。指導とは、現状と目標の差分を解消する活動ですので、目標をしっかり定めるのと同時に、これまでに経験したことや現時点で知っていること/出来ていることをきちんと把握しないことには、その先の指導…
トラックバック:5
コメント:0

続きを読むread more

出願指導に向けて~事前研修とデータの確認

センター試験が終わるといよいよ出願指導です。自己採点結果が揃ってから指導計画は万全でしょうか。どれほど綿密に練った計画も、実施に移すと意図通りに進まないこともあります。その主な原因は、実際に指導に当たる担当者のスキルや知識が追い付かなかったり、個々の生徒の置かれた状況が事前の想定と異なったりすることです。 受験本番を控えた待ったな…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

高大接続改革入試初年度生を迎えて9か月

新しい年を迎えて一週間が経ち、今日が始業式という学校も多いかと思います。昨年4月に高大接続改革入試初年度生となる新入生を迎えて既に9か月が経過したことになりますが、新しい学力観に沿った学ばせ方の転換はどこまで進んできたでしょうか。 本年度の成果をきちんとたな卸しして次年度以降に継承するとともに、新しい取り組みの中に見出された課題を…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

学習指導、進路指導、探究活動で作るスパイラル

学習指導と進路指導という二本柱をしっかり立てれば成立したのがこれまでの指導計画でしたが、次期学習指導で加わる探究活動を組み合わせるとなると、単純にもう一本の柱を立てれば済む話ではありません。 学習、進路、探究という三領域が「並列」していては、互いの関連が希薄になりますし、ただでさえ「教育の強じん化」で、思考力・判断力・表現力を高め…
トラックバック:7
コメント:0

続きを読むread more

夏休みの過ごさせ方を振り返って、来期の指導設計を

昨日のブログで、「自由研究/課題研究は狙い通りの成果を得たか?」と題して、夏休み中の宿題の代表格(?)である自由研究、課題研究について考えてみました。夏休みと言えばもう一つ、講習会や補習授業もありますね。 講習・補習に加えて、各教科で課した宿題・課題についても、夏休みが終わったらあまり間をおかずに振り返りを行い、来期の指導設計に向…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

学習者としての成長を促す"活動評価"と"振り返り"

生徒は各教科を学ぶ中で、教科固有の知識や理解を蓄えているだけではありません。学びへの姿勢や物事の学び方、課題を解決するための思考手順、協働場面でのふるまい方など、様々なものを身につけています。 どんな能力や資質、姿勢を身につけさせたいのかを明確にして、生徒一人ひとりが今、成長過程のどこにいるのかを知らないことには、次の指導を計画す…
トラックバック:12
コメント:0

続きを読むread more

新課程への取組を伝える学校広報

高大接続改革に最初に挑む学年を迎え入れ、新しい学力観に沿った学ばせ方への転換が図られていますが、その次に控えるのは、本丸である新学習指導要領への移行です。 2022年から始まる高校の新課程に学校としてどう対応するかを明確に示すことは、生徒募集戦略上の重要な課題です。新課程初年度生がすでに小学校6年生になっていることを考えると、まだ…
トラックバック:13
コメント:0

続きを読むread more

選ばれなかった理由を探り、次のメッセージを編む

学校広報を通じてステークホルダーとの良好な関係を築くには、発信を充実させるだけでは不十分であり、双方向のコミュニケーションに注力して相互理解を深める必要があります。 ここでいう双方向コミュニケーションには入学相談会などでの個別面談も含まれますが、アンケートなどを通じて「潜在志願者」や「説明会来訪者」といった集団としての反応を探り、…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

シンプルさと重ね塗りで、認知を高め、理解を得る

建学の精神や校是・校訓を現代的に読み直し、新たなグランドデザインを描き出しても、それが受験生や保護者の目と意識に到達しなければ生徒募集の改善にはつながらず、せっかくの教育理念にも賛同・共感してくれる人が増えるわけではありません。 伝えるものを作り上げたら、今度は伝え方を考える番です。たとえ作りかけの状態であっても、学校の意思を積極…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

個々の教育活動の位置づけを明確にして構造化

新学習指導要領のもとで学校がどのような教育活動を行うかを考えるときに忘れてはならないことは他にもあります。学校が提供する様々な教育機会がグランドデザインをわかりにくくするノイズになっていないか 入学してくる生徒が中学卒業までにどんな体験をし、何を身につけているかなどはその最たるものだと思います。 ❏ 多様な教育…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

教育内容の充実を伝えるにはエビデンスを

新学習指導要領の下で学校が何をしようとしているかはっきり伝え、学校の教育活動に理解と共感を得て、学校を選択してもらうには、様々な教育活動を「建学の精神や校是・校訓を中心に据えたグランドデザイン」の下で統合・構造化しておくこと 取り組んできたこと/採り入れていくことの効果をエビデンスを持って示すことという2つの要件を満たすことが不可欠で…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

積み上げてきたものを振り返り、その先を描く

2022年に始まる高校の新課程に向けてグランドデザインを描き直すことは、新課程初年度生が中学受験に臨む本年度の重要課題のひとつです。全体構想が決定しなければ、細部の設計に入れません。 たとえ魅力ある教育活動が豊富に配列されていたとしても、全体としてちぐはぐなものになれば「学校がどこに進もうとしているか」をわかりにくくし、限りある教…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

学校が目指すものをグランドデザインで提示する

過日の記事"現小6に示すべき、新課程を見据えた学校の戦略"に書いた通り、新学習指導要領への切り替えは現小6生が中3を迎えるときです。 生徒募集を通じて入学前の生徒と交わした約束は、その生徒が卒業するまで有効な"契約"ですから、しっかり練り込んで実行可能性を担保した教育計画を作り上げておく必要があります。 高等学校でも、202…
トラックバック:8
コメント:0

続きを読むread more

機械翻訳がここまで進歩すると…

連休中にスマホを新調したついでに、Google翻訳アプリをインストールしてみました。久しぶりに使ってみると、音声認識の性能も各段に改善されていますし、翻訳の精度も初期のバージョンとは雲泥の差です。 ❏ 英語を学ぶことに新たな意味と動機が必要かも もはや、生活レベルなら十分に実用的であり、英語学習に膨大な時間…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

新年度を迎える準備(記事まとめ)

先日は当地でもなごり雪(というには少々風情にかける荒っぽさ…)が降りましたが、いよいよ3月も下旬です。当オフィスのブログでも新学期準備に関する記事を起こして参りましたが、未整理のままにした記事をジャンル別記事インデックスにまとめ直してみました。 年度末の指導に漏れがなかったか、新学期の準備は万全か、最終チェックにお役立ていただけれ…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

進路の手引きは冊子よりもファイリング形式で

進路の手引きは立派な冊子に整えられて年度当初に生徒に配布していることが多いようですが、思い切って冊子の印刷と配布を止めませんか。進路指導計画に沿って、その都度必要な資料を配布し、生徒自身の手でファイリングさせる形に切り替えてみることをご提案いたします。 ❏ 冊子形式が抱える問題点 冊子に1年間(あるいは3年…
トラックバック:6
コメント:0

続きを読むread more

出題研究の成果を指導計画作りに活かす

2月も中盤を迎えて、大学入試もピークを迎えようとしています。年度末の多忙をものともせず、日々、予備校のホームページで入試解答速報をチェックしておられる先生も少なくありません。出題研究に余念がないそのお姿には頭が下がる思いです。 ❏ 出題研究を通して、問い方・答えさせ方を学ぶ 出題研究は、問い方・答えさせ方を…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

行動を起こしてこそ、見えてくる景色がある

新しい年を迎えると目標や抱負があれこれと浮かんできますが、考えているだけでは立ち止まっているのと一緒です。ひとつひとつを形にしようと行動してみてこそ、それまで見えなかった景色が目の前に広がり、そこに新しい目標/やるべきことも見えてくるように思います。 散歩していても場所を移すごとに新しい景色が目に飛び込んでくるのと似ています。立ち…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

指導の成果を確かなものに(その2)~新入生を迎える

指導計画が設計通りの性能を発揮するには、計画の実行者である教員が十分な知識とスキルを備えているかを確かめて不足を補っておく必要がありますが、対象者である生徒の実態が計画立案時の想定と相違ないかの確認も欠かせないはずです。 ❏ 対象者の正しい理解が指導選択の大前提 2020年入試に初めて挑む学年を迎えるに当た…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more