テーマ:効果測定、成果検証

先生方の多忙解消に~個々の教育活動の価値見直し

先生方の多忙解消が必要であるとの議論が盛んになされるようになってずいぶん経ちますが、なかなか問題は解決に向かわないようです。退勤時間が早くなっても持ち帰る仕事が増えただけとの話もよく聞きます。多忙を解消するには、基本的には2つの方法しかありません。ひとつは個々の仕事の効率化、もう一つは仕事そのものを減らすことです。 d…
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学校の教育力を伝える新たなモノサシ

学校の裁量が拡大され、各地で特色ある教育活動が展開されるようになりました。単位制や総合学科は言うまでもなく、普通科でもコース制を取ったり、独自の教育プログラムを整備したりと様々な価値を打ち出そうとしています。それなのに、"外野"からは、やれ普通科は画一的だ、生徒の意欲が高まる内容になっていないといった批判が届きます。 そうした批判…
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先端研究で得られた知見を活かして授業改善

先週、「授業に集中してる? 生徒の脳、活動量をセンサーで計測」という記事を朝日新聞で見つけました。東京大学と横須賀の三浦学苑高校が協働で行なっている実証実験です。脳の司令塔と言われる前頭前野の活動量を調べるセンサーを生徒のおでこに付けて、授業中に生徒の脳がどれだけ活発に働いているかをリアルタイムに把握するとのことです。 …
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選定理由の言語化を~探究活動の成果発表会

探究活動や課題研究には代表者による成果発表がつきものですが、代表者や発表作品を選定した理由はきちんと言語化してレジュメや作品に添えて表示したいものです。発表や作品に触れた生徒に「なぜ選定されたのか」を知らしめることは、探究活動の目指すべきあり方を示すことに外ならず、それ自体が生徒に対するとても重要な指導だと思います。 …
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高大接続改革入試初年度生を迎えて9か月

新しい年を迎えて一週間が経ち、今日が始業式という学校も多いかと思います。昨年4月に高大接続改革入試初年度生となる新入生を迎えて既に9か月が経過したことになりますが、新しい学力観に沿った学ばせ方の転換はどこまで進んできたでしょうか。 本年度の成果をきちんとたな卸しして次年度以降に継承するとともに、新しい取り組みの中に見出された課題を…
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指導方法の効果測定#3 ポートフォリオの記録を利用

補習に参加した生徒としなかった生徒、ある課題に真剣に取り組んだ生徒と仕上げ切らずに形だけ整えて提出しただけの生徒。残念ではありますが、せっかく指導場面を用意しても、有効に利用してくれた生徒とそうでない生徒とがいるものです。 これらの生徒を一緒くたにして、集団としての成績や行動などの変化を見ても、その課題や指導がどのくらいの効果をあ…
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指導方法の効果測定#2 定性的な指導目標の場合

教育活動の効果を測定すべきものは、テストの点で数値化できるタイプの目標だけではありません。協働性、多様性、主体性といった第三の学力要素に含まれるものの獲得を目指した指導もルーブリックなど様々な評価方法を組み合わせて多面的にその効果を測定する必要があります。 効果測定なしには、指導方法の妥当性にも自信が持てず、取捨選択の判断がつきま…
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指導方法の効果測定#1 平均値の変化だけでは…

新しい学力観に沿った学ばせ方への転換を図ろうとするとき、最初に考えるべきことは、「どのような方法で」ではなく、「何を目指して」であり、「どうやって目標の達成を検証するか」もまた指導方法の議論に先行して決めておくべきことだと思います。 新しい道具やシステムが導入されれば、それらを使ってできることは増えますが、目標の達成にどれだけ寄与…
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指導方法の効果測定 #INDEX

昨日の記事"勘に頼らず、データに偏り過ぎず"でも書いた通り、新しい学力観に沿って学ばせ方の更新を測る必要がある中、新たに採り入れた手法はきちんと効果を測定し、成果を検証していく必要があります。 教育資源の最適配分は学校経営の重要課題ですが、その判断を勘に頼るわけにもいきませんし、エビデンスとするデータもその信頼度を確かめておく必要…
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勘に頼らず、データに偏り過ぎず

次期学習指導要領が求める新しい学力を養っていくには、これまでとは違った指導方法が必要になるのは言うまでもありませんが、その改善と確立に向かうには、指導の効果測定や教育活動の成果検証にもっと目を向けるべきではないかと感じています。 目指すものが変わってくる以上、これまでに蓄積してきた経験則やそれに基づく「勘」に頼れない場面も増えてくるの…
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散布図と残差から個々の生徒の課題を探る

昨日の記事で取り上げた、入学試験と中間考査の成績との相関や散布図を作るときの手順や、学び方の転換に問題を抱えている生徒を抽出するための「残差」を算出する方法をご紹介したいと思います。 ❏ 計算式を設定しておけば、データを取り込むだけ 下図は、ある学校で実際に作成したものですが、12行目以降にクラス、出席番号…
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入学試験での成績と定期考査のパフォーマンス

5月も下旬となり中間試験を迎えますが、この機に新入生の入学選抜での成績と中間考査での得点を比較してみてはいかがでしょうか。双方の得点から散布図を描き、相関を確かめてみることで、入試問題が、入学後の学びが求める力や適性を正しく測ったか定期考査は、入学と卒業を結んだ線上に正しく位置しているか生徒一人ひとりが、入学後に正しい学び方を身につけて…
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組織的授業改善の土台: データを使った効果測定

効果測定を重ねながら、優良実践の抽出と共有を継続的に行っていけばそれぞれの先生方が持っておられた強みの集合体として、共通項を一定以上に含む「本校の授業のありかた」の具体的な姿が徐々に表れてくるのではないでしょうか。 授業改善に向けた協働の中で、先生方が互いの実践から学び、指導効果の高い指導手法を共有していけば、学ばせ方・教え方における…
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学びの方策、進路意識の形成過程における効果測定

結果学力の伸長や、学びに対する自己効力感の向上などに加えて、学びへの取り組み方や学習方策の獲得も指導を通じて目指すところである以上、これについてもきちんとした効果測定を行う必要があります。 ❏ ルーブリックを用いた活動評価 教科学習指導を行う中で、身につけていくものには、「課題解決に向けた協働の場面でのふる…
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生徒にYESと答えてもらいたい質問

指導目標の達成により大きく近づいた指導(=付加価値の大きな指導)を特定して共有を進めることで、組織的な授業改善が進みます。一人ひとりがより良い指導を目指して試行錯誤を繰り返すことは大切ですが、その段階に止まっていては、限りある教育リソースを浪費するばかりではないでしょうか。 ❏ 結果学力を測るモノサシの精度を高め…
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箱ひげ図をどう読むか、エクセルでの作り方

学習指導の効果測定には、模試や外部検定のデータを用いて分布の変化を捉える必要があるのは昨日の記事で申し上げた通りです。 一般的に利用されている平均点の推移で捉える方法では、層別の動きが捉えられませんし、上下への動きが相殺して平均値の変動は小さなものに集約されてしまうこともあります。 ❏ 箱ひげ図で、分布の変…
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共有すべきは付加価値の大きな指導

"組織的な授業改善"というと何やらヘビーな響きがありますが、それぞれの先生方が重ねてきた工夫の成果を共有して、教科全体、学校全体でより良い授業を目指しましょうということにほかなりません。 先日の拙稿「互いの実践を学び、校是たる授業像を作り上げる」で書いた通り、周囲の先生の優れた手法や工夫に学ぶことなしには、改善に向けた発想も、自分…
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建学の精神/教育目標に照らした行動評価

学校には建学の精神や教育目標がありますが、生徒一人ひとりが自身の行動の中にどのくらい実現できたかは、教育活動の成果を測り、改善に向けた計画を立てる上でも欠かせないことの一つです。 ❏ 教育目標から「生徒に期待する行動」を書き出す 建学の精神や教育目標の実現の達成度を測ろうとしたとき、最初の仕事は、それらを達…
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データをいかに利用するか INDEX

学校には実に様々なデータが蓄積されていますが、集めて貯めるばかりで十分に活用されていないことも少なくありません。 また、存在している複数のデータを組み合わせれば有意な示唆を得られるのに、個々のデータが関連付けられずに、単体でしか利用できていないことはないでしょうか。 データは、正しい行動をとるための土台であり、生徒一人一人に…
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校内に蓄積されてきたデータを生徒IDで関連付ける

校内のデータは様々なところに散在しています。模試などの成績に加えて、生徒が自ら入力したものもあれば、アンケート調査の結果など特定の分掌・組織が作成し所持してきたデータもあります。 これらをeポートフォリオなどのひとつのシステムに組み込もうとすると膨大な手間が掛かりますし、すでに組み上がったデータベースシステムの仕様を後で変更しよう…
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ポートフォリオに何を記録し、どう活用するか

本シリーズの#1 作成・保存されているデータの"たな卸し"から で書いた通り、校内で蓄積されているデータのうち、生徒の指導やその改善に活用されていないものは、集めるのを止めて無駄を減らすべきです。 その一方で、高大接続改革や新学習指導要領でポートフォリオの作成と運用が始まると、これまでレコードに残してこなかったデータも新たに取集・…
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データの組み合わせで見えてくる改善課題

どんなに精緻に設計した調査でも、そのデータを単独で見ているだけでは、個々の生徒が抱える問題点を把握しきれないことがあります。 例えば、模擬試験の成績が伸びない生徒について、家庭学習時間調査の結果を照らし合わせなければ、学習時間の不足が問題なのか、学習方法に改めるべきものがあるのか、問題の切り分けができません。 これに第一志望…
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作成・保存されているデータの"たな卸し"から

どの学校でも実に様々なデータが蓄積されています。進路指導の領域に限っても、模試成績、家庭学習時間、志望校の変遷、最終的な出願校と合否結果など挙げていけばきりがありません。 データは、個々の生徒が抱える問題を把握するにも、指導の改善課題を見つけるにも欠かせませんが、現状においてデータが有効に利用できているとは言えない部分もあるのでは…
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