テーマ:授業改善での協働のあり方

課題のシェアから始める組織的授業改善

より良い授業の実現を図るなら、「習ったことを使ってみる機会」である、授業を通じて獲得した知識や理解を用いて答えを導くべき問いをしっかり用意する必要があり、それらが学習目標の理解や学びの仕上げに正しく利用できているか、生徒の学力向上感との間で散布図を描いてチェックしてみるべき、というのが一昨日と昨日の記事の趣旨です。 ❏ 紙の上…
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授業改善での協働のあり方

1 授業を観る、授業を観てもらう1.1 授業を観る~優良実践を学び、自分を振り返る 1.2 優れた実践を見て言語化する(見取り稽古)  ★ 1.3 生徒を中心に授業を観る(その1) 1.4 生徒を中心に授業を観る(その2) 1.5 授業を観てもらう「チャンス」を活かす 1.6 自分撮りのススメ 2 組織的授業改善の土台: デ…
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新たなチャレンジに先生方の協働で取り組むとき #INDEX

高大接続改革や新課程への移行がいよいよ目の前に迫り、各地で様々な新しい取り組みが始まっています。パフォーマンスモデルからコンピテンシーモデルへの学力観の転換や「総合的な探究の時間」の指導法など、先生方が協働で最適解を見つけなければならない課題はまさに山積みです。 カギになるのは、「目標をきちんと決め、それぞれが最善と思う方法を試し…
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大きな成果が出た時にこそ~実践の共有と継承

進学実績にしろ、模擬試験や外部検定の成績にしろ、あるいは授業評価や学校評価のアンケートにしろ、成果が出たときの行動こそがとても重要だと思います。失敗に原因があるのと同様に、成功にもそれをもたらした要因がありますので、それをきちんと分析的に捉え、共有と継承ができる形に「言語化」しておくことが大切です。 ある学年で大きな成績伸長があっ…
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新しいことに生徒が戸惑いを見せても

生徒をそれまでやらせたことがないことに挑ませれば、最初の戸惑いは当たり前のこと。例えば、拙稿「教科書をきちんと読ませる」や「質問を引き出す」でご提案したような活動でも、教室に初めて持ち込んでみたときから何の障害もなくスムーズに運ぶのはむしろレアケースです。 最初のトライで上手くいかないからといって、その後の挑戦を止めてしまっては生…
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指導案の優劣を論じるときも

指導案を持ち寄ってその改善協議をするときや、教育実習生にアドバイスをするとき、それぞれの経験や考え方が競合を起こし、議論がかみ合わないことがあります。昨日の記事とも関連しますが、エビデンスがないまま論じても、主観のぶつかり合いばかりで、より良い指導法を協働で作り出していくことにはつながりにくいものです。 2016/06/29 公開…
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新たな取り組みを始めるときの鉄則

学校に限ったことではありませんが、新しいことを導入しようとしたときには、きちんと踏んでおきたい手順というものがあるように思えます。目的の確認や効果の検証も不十分なまま、新しい取り組みの手順と方法だけ決めて拙速に「全生徒を対象にいっぺんに実施」というのでは乱暴にすぎるのではないでしょうか。 拙稿「マニュアルありきでの指導にはリスクあ…
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マニュアルありきでの指導にはリスクあり

総合的な探究の時間をはじめ、新しい学力観に沿った新たな教育活動が次々と導入され、その指導法の確立は喫緊の課題となっていますが、新たな指導法を考えるときに大切なのは、マニュアル作りを先行させることではなく、目標とするところを教員団がしっかりと共有したうえで、それぞれが最善と思う方法で指導に当たり、その成果を比べる中で、より良い方法を選び出…
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校種間連携で図る、授業改善と指導の最適設計

高大接続改革について耳目にする機会は多いですが、小中高の教育活動の異校種間接続についてはそれほどでもないように思います。生徒が小中高で学ぶ12年間にわたり、指導目標や学ばせ方などが連続性を以て段階的にきちんと配列されていることは、その間の教育活動の無駄や矛盾を取り除き、成果を最大化するための絶対要件です。 学習指導要領の上で整合性…
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校種間連携でできること(その5)

授業公開を機に行う小中校教員の意見交換、出前授業、考査問題やレポートの閲覧など、異校種間の連携を通じて授業の改善や指導計画の最適化を図る方法をご紹介してきましたが、もう一歩踏み込めるようなら検討してみたいのが、「考査問題の作成(=到達目標の設定)における協働」と「数年後の状態と照らした分析(コホート研究)」「総合的な学習/探究やキャリア…
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校種間連携でできること(その4)

校種間の学びを正しく接続するうえでの問題の一つは、下級学校が取り組んだ教育の成果を上級学校が正しく踏まえきれていないことにあるのではないかと思います。生徒が小中学校で体験してきた/達成してきたことを高校の先生方がこれまで以上に知る機会が必要と考えます。 小中学校を訪ねて成果発表会や作品展示を見るたびに「こんなことまで出来るのか」と…
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校種間連携でできること(その3)

授業改善を目的として小中高の校種間連携で行う取り組みには、授業公開+研究協議という形以外にも、別校種に出向いての「出前授業」というのもあります。小学生や中学生に現在の勉強の先にあるものを体験させ、学びへの意欲を高めるというのが本来の目的ですが、普段と違う校種の生徒に教える苦労の中に多くの気づきがあるものです。 2014/05/16…
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校種間連携でできること(その2)

校種間での学びの接続に大きな効果が期待できる「異校種間の先生が協働で行う授業研究」ですが、高校にとっては自校の教育活動への理解者と共感者を地域に増やす絶好の機会にもなり得ます。生徒募集の改善のみにならず、目指す教育を実現する土台作りにも繋がる活動ですので、場の創出・提供には積極的に取り組みたいものです。 新たに開催を企画するとなる…
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校種間連携でできること(その1)

異校種の授業を参観する機会はどのくらいあるでしょうか。育てている生徒が進学後にどんな学びに挑むのかを知ることや、迎え入れた生徒がどんな学びを経験してきたかを知ることは、どんな力を獲得させるべきか、何を前提に指導を設計すべきかの判断の際に欠かせないものです。 学習指導要領がこれまでにない大きな変更を受けた以上、お隣の校種で何をしてい…
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先端研究で得られた知見を活かして授業改善

先週、「授業に集中してる? 生徒の脳、活動量をセンサーで計測」という記事を朝日新聞で見つけました。東京大学と横須賀の三浦学苑高校が協働で行なっている実証実験です。脳の司令塔と言われる前頭前野の活動量を調べるセンサーを生徒のおでこに付けて、授業中に生徒の脳がどれだけ活発に働いているかをリアルタイムに把握するとのことです。 &#1…
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授業で使った教材・課題や考査問題の引き継ぎ

新年度の引き継ぎに際し、これまでの指導で使用した教材や課題、考査問題などを必要に応じて次年度以降でも利用・参照ができるように調えて残しておくことはとても重要です。日々の指導の中で積み上げてきた工夫には成果と反省の両方があり、それらを踏まえた上で「その先」を考えることが、継続的な指導の改善に繋がるからです。 ❏ 効…
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授業改善を確実に進めるための年間実施計画作り

3月半ばを迎え、新年度の年間行事予定も固まってきている頃ですが、より良い授業の実現を目指す先生方の協働についても、スケジュールを決めてカレンダーに組み込んでおく必要があろうかと存じます。 生徒の指導が本分であり、それを中心に年間スケジュールを決めざるを得ないのは当然ですが、教育に向けられた期待が膨らみ、大きく変化していく中で、指導…
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高大接続改革入試初年度生を迎えて9か月

新しい年を迎えて一週間が経ち、今日が始業式という学校も多いかと思います。昨年4月に高大接続改革入試初年度生となる新入生を迎えて既に9か月が経過したことになりますが、新しい学力観に沿った学ばせ方の転換はどこまで進んできたでしょうか。 本年度の成果をきちんとたな卸しして次年度以降に継承するとともに、新しい取り組みの中に見出された課題を…
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授業評価アンケートの集計が終わったら

生徒による授業評価アンケートは、授業改善に向けた課題形成とこれまでの改善行動の効果検証のために行うものですから、集計結果が良かったかどうかよりも、結果が出た後の個人/組織の行動の方が大切です。 健康診断を受けて気になる数値があったのに生活改善をしないとエライことになるのと同じかもしれません。 ❏ 生徒は授業…
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主体的・対話的な深い学び~どこまで実現したか #2

新しい学力観に沿った学ばせ方への転換を図る中で「主体的・対話的で深い学び」がどこまで実現できたか測定することは、これまでの授業改善に向けた行動の妥当性を検証し、効果を挙げてきた優良実践を抽出するために欠かせません。 今後のさらなる改善に向けて、どこに次の一歩を踏み出すべきかの判断をするにも欠かせないデータの一つになるはずです。 …
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主体的・対話的な深い学び~どこまで実現したか #1

現場で頑張る先生方が「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指して様々な工夫を凝らし、日々の授業改善に取り組んでおられる様子に大いに刺激される今日この頃です。このキーフレーズを定義し直し、構成要素ごとに到達段階の指標を書き出せれば、新しい授業観にそった学ばせ方の転換がどこまで進んできているかの検証もできそうです。 &#10063…
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授業改善を進める準備が整っているか

新年度を迎えて二週間が経ちました。新学期の行事も一巡し、学校が少し落ち着きを取り戻したところで腰を据えて取り組むべきは「より良い授業の実現」です。学校の教育活動の中心は何といっても日々の授業。これがしっかりしないことには何も始まりません。 ❏ 校是とする授業像の共有は大前提 どんな授業を目指すのかを明確にし…
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行動を起こしてこそ、見えてくる景色がある

新しい年を迎えると目標や抱負があれこれと浮かんできますが、考えているだけでは立ち止まっているのと一緒です。ひとつひとつを形にしようと行動してみてこそ、それまで見えなかった景色が目の前に広がり、そこに新しい目標/やるべきことも見えてくるように思います。 散歩していても場所を移すごとに新しい景色が目に飛び込んでくるのと似ています。立ち…
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研究授業の実りをより大きくするために#INDEX

より良い授業を目指して参加する先生方の気づきと智恵を交換する場が研究授業です。実施には小さからぬエネルギーが必要ですが、代えがたい貴重な機会であり、コストを大きく超える成果が得られる方法で実施したいものです。 このシリーズでは、次の1.~6.から構成される「実施の手順」をご提案させていただきました。 授業を観ながら参観メモを起こ…
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研究授業の実りをより大きくするために(その3)

授業を参観し、協議を通じて「より良い授業」を実現するための気づきを交換したり、学習効果をより大きくする方法を考えたりすることで、研究授業は所期の成果をおさめたことになりますが、毎回、これを繰り返しているだけでは発展的・継続的な取り組みにはなりません。 そもそも「研究授業」というからには、あるテーマにそって研究を進めていく土台として…
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研究授業の実りをより大きくするために(その2)

前稿でご紹介した手順を踏めば、授業者の工夫から共有すべき優れた手法はある程度まで漏れることなく抽出できているはずです。次のステップは、グループごとに精選した「気づきのとりまとめ」を発表してもらい、気づきの共有を参加者全員まで広げること。さらに、その手法が指導目標達成にどんな効果をもたらしたか検討していきましょう。 &#1006…
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研究授業の実りをより大きくするために(その1)

授業改善を目的とする取組のひとつに研究授業があります。複数の先生が同じ授業を参観した後で研究協議に臨むという枠組みは同じですが、後半の研究協議のやり方次第では、より良い授業の実践に向けて得られる知見(=研究授業の成果)には大きな違いが生じます。 ❏ 効果の上がる研究授業、形だけで終わる研究授業 せっかく協議…
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授業改善行動の実効性を高めるために#INDEX

授業評価アンケートの集計結果や成績データなどから授業改善の課題が特定されたとしても、それだけでは改善に向かう具体的な行動も描き出せません。 改善課題の解決に必要な知見を集め、授業の進め方や指導計画の中に落とし込む工程も必要ですし、やりっぱなしにならないよう中間検証を重ねていく準備も必要なはずです。 授業改善に向けた課題形成か…
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授業改善行動の実効性を高めるために(その3)

授業改善に向けたプランを実行していく中で、所期の目標の達成を引き寄せるべく「中間検証」で小さなPDCAを回しながら、次の模試や授業評価などを機に改善行動の効果測定を行います。 成果を挙げた取り組みはきちんと共有・継承することで、次の年度でほかの先生方が同じ試行錯誤を繰り返さないで済むようにしたいところ。巨人の肩の上に立つという言葉…
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授業改善行動の実効性を高めるために(その2)

授業改善を進めるとき、改善プランを立てて実行することはPDACサイクルの前半を構成しますが、プランを立てる前に新たな手法を学ぶ場を持ったかどうか、その学びから改善に繋がりそうな知見を十分に得たかの2点はきちんと振り返っておきましょう。以前からの発想の範囲に止まったままあれこれ考えても、ブレイクスルーは期待できません。 &#10…
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