テーマ:考査問題で何をどう測るか

指導目標と指導方法が変わったら定期考査の問題も

教科学習指導に限ったことではありませんが、「目標とするところ(学習目標)」と「目標に到達するための方法や計画(指導法・計画)」の間には高い整合性が保たれていなければなりません。両者がズレていては目標に近づくことすら難しくなります。 また、指導がどこまで成果を得たかを測定する評価方法も、学習目標にマッチしたものである必要があります。…
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高大接続改革と定期考査問題

2020年に迫る高大接続改革に備えてこれまでに何年もかけて積み上げてきた準備を土台に、 "新しい学力観にそった、教え方の転換" が図られているものと拝察しますが、同時に、学力形成の中間検証手段である定期考査もそれに見合ったものに更新されていかなければなりません。 次に控える定期考査までに、教え方と測り方の双方がきちんと更新できたか…
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考査問題で何をどう測るか

1 考査問題の改善が授業も変える1.0 考査問題の改善が授業も変える(序) 1.1 考査問題の改善が授業も変える(前編) 1.2 考査問題の改善が授業も変える(後編) 2 考査問題の妥当性評価2.0 考査問題の妥当性を評価し、最適化を図る 2.1 考査問題の妥当性評価(その1) 2.2 考査問題の妥当性評価(その2) 2.3…
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答案を正しく評価できているか

先日の記事"学力観の変化は良問と悪問を分け方を変える"で申し上げた通り、高大接続改革以降の入試で出題の増加が予想される「答えが一つに決まらない問題」などの新しいタイプの問題では、採点基準の在り方しだいで、設問は良問にも悪問にもなり得ます。 答案を正しく評価することは、生徒の学びを正しい方向に導くことにほかなりません。新しい学力観に…
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学力観の変化は良問と悪問の分け方を変える

パフォーマンスモデルの学力観の下では、何を学んできたかを試すことを目的に、正解が一つに決まる問題を課し、受験者が出した答えの正誤で学力を測っていたため、正解が特定できない問題は「出題ミス」として扱われました。しかしながら、学力観がコンピテンシーモデルに切り替わる中で、事情は大きく変わってきそうです。 ❏ 所与の情…
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試行テストの分析で用いられた出題評価の手法

昨年11月に実施された大学入学共通テストの試行テストの検証結果が先日、大学入試センターのホームページで公開されました。既にご覧になられたと思いますが、本日のブログでは、結果分析で用いられていた出題評価の様々な方法を取り上げてみます。校内で導入するにはハードルが高いものもありますが、考査問題の妥当性を評価し、最適化を図る際にも知っておいて…
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考査の結果から自分の授業を振り返る

いよいよ年の瀬も迫り、期末試験の答案返却から終業式へと続く慌ただしい日々も終わりほっと一息つかれている頃かと思いますが、一年間を総括するためにも、生徒の答案を思い浮かべつつ、考査の結果からご自身の授業を振り返ってみるのは如何でしょうか。 力を入れて指導してきたことと、その成果を試すために考査に組み込んだ設問があったかと思います。そ…
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散布図と残差から個々の生徒の課題を探る

昨日の記事で取り上げた、入学試験と中間考査の成績との相関や散布図を作るときの手順や、学び方の転換に問題を抱えている生徒を抽出するための「残差」を算出する方法をご紹介したいと思います。 ❏ 計算式を設定しておけば、データを取り込むだけ 下図は、ある学校で実際に作成したものですが、12行目以降にクラス、出席番号…
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入学試験での成績と定期考査のパフォーマンス

5月も下旬となり中間試験を迎えますが、この機に新入生の入学選抜での成績と中間考査での得点を比較してみてはいかがでしょうか。双方の得点から散布図を描き、相関を確かめてみることで、入試問題が、入学後の学びが求める力や適性を正しく測ったか定期考査は、入学と卒業を結んだ線上に正しく位置しているか生徒一人ひとりが、入学後に正しい学び方を身につけて…
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論述問題対策の前段階~要約の練習(後編)

答えが一つに決まらない問題や、多量の文章や資料を読ませてそこで理解したことを元に思考させ、その結果を論述させる問題が増えてくるとなると、その前段階である要約の力はしっかり養っておきたいところ。 発表や答案を、生徒自身や生徒相互で評価させることで、より良い要約にするために何が必要かを、生徒が自ら気づけるようにしていくことが重要である…
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論述問題対策の前段階~要約の練習(前編)

高大接続改革では、「読んで理解したことを元に、思考した結果を表現する力」がこれまで以上に大きく試されます。 カッコ内の後段にある「自分の考えに展開させる」も大事ですが、それ以前に、(自力で)読んだり聞いたりして理解したことをきちんと消化して自分の言葉にまとめられないことには話になりません。 ❏ 意見論述や協…
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解いたことで成長ができる問題こそが"良問"

センター試験を皮切りに、受験シーズンに突入しました。予備校勤めの前半は教材や模試を作るセクションに席を置いておりましたので、この時期は例年、日々届く有名大学の入試問題に答えをつける、いわゆる"解答速報"に明け暮れていたことを思い出します。 中には、解いていて苦痛ばかりを感じるような問題もありますが、解いたことで新たな気づきがあった…
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行動を起こしてこそ、見えてくる景色がある

新しい年を迎えると目標や抱負があれこれと浮かんできますが、考えているだけでは立ち止まっているのと一緒です。ひとつひとつを形にしようと行動してみてこそ、それまで見えなかった景色が目の前に広がり、そこに新しい目標/やるべきことも見えてくるように思います。 散歩していても場所を移すごとに新しい景色が目に飛び込んでくるのと似ています。立ち…
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高大接続改革に備えて考査問題も新しいスタイルに

2018年の春に高校に迎え入れる生徒は、2020年の高大接続改革入試に初めて挑む学年です。1年生のうちから新しい学力観に沿った教え方/学ばせ方に切り替えないと、3年後の進路実現に際して後手を踏むリスクが高そうです。 指導方法については主体的・対話的で深い学びの実現に向けて、各地で実に様々な取り組みがなされていますが、もう一つ忘れて…
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考査問題と被験者学力のマッチング

考査問題の妥当性を評価し、最適化を図ることの重要性は以前の記事でも書いた通りですが、たとえ同じ問題であっても、どんな学力層の生徒に与えるかで「良問」にも「悪問」にもなり得ます。 ❏ いかなる場合でも出題を避けるべき問題 詳細は如上の記事に譲りますが、目標学力(=指導を終えたときできるようにさせたい事柄、獲得…
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出題研究を通して"問い方"を学ぶ

獲得した知識や理解を活用して解決する課題を軸にした授業デザインを採ることで、「学習目標の把握」「授業内活動の充実」「理解確認の徹底」といった"学習効果を高めるための必須要件"がほぼすべて整うことは、先日の記事(グラフ再掲)でお伝えした通りです。 如上の記事から転載・再掲 ❏ どんな問いを用意するかで授業が変…
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正解がひとつに決まらない問題

先日の記事で取り上げてみた「学習型問題」と並んで「答えが一つに決まらない問題」も出題の増加が見込まれるとされています。 正解が一つに決まらないと言っても、答えがない/解決不能ということではありませんよね。 解決へのアプローチに様々な切り口が考えられる問題や、賛否などの立場によって異なる議論が成立する問題などのことを指します。…
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定期考査問題の年間出題計画

いよいよ大型連休ですが、連休があけて数週間もすると中間考査ですね。生徒はテスト問題に合わせて勉強のスタイルを作りますし、テストの結果が目的学力との差分を正しく表示できないと次のステージに向かうための課題形成もできなくなりますので、どんな出題をするかはとても重要です。 考査問題の改善が授業も変える にも書いた通り、「テストで何を測る…
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設問ごとに出題の妥当性を確かめる

テスト問題を話題にするときによく使う言葉のひとつに「硬軟取り混ぜて」 というのがあります。成績上位者の間でも得点差が表れるように難しめの問題も配列し、且つ赤点が続出しては困るのできちんとやった生徒は確実に正解できる問題も一定割合で含めておく、という意味でしょう。 しかしながら、誰でも確実に解ける問題や、正答率がゼロに近い問題を課す…
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考査問題における得点集計(集計の取り方と活用法)

模擬試験もそうですが、定期考査の役割はその時点までの学習の成果を測り、ゴールに近づくための課題形成を図ることにあります。何が足りていないのか、正しく検知できる問題が必要ですが、せっかく検知した課題も「総合点」 で丸めてしまっては、表に出てきてくれません。 ❏ 初見の問題でしか試せない学力 授業で学ばせ、理解…
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