テーマ:知識の活用、学びの仕上げ

授業を終えてからの学びの「仕上げ」と「拡張」

授業は50分という限られた時間の中で行われるものですから、そこでできることには限りがあります。授業内での学びで得た知識や気づきを携えて課題にじっくり取り組み学びを深く確かなものにすることや、教室での学びの中で刺激された興味や関心に沿って学びを拡張していくことを通じて、学びの総量(深さ✕広さ✕密度)を大きくしたいものです。 ❏ …
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解くべき課題で「何のために学んでいるか」を伝える

単元内容が明示され、何を学び、何を身につけるべきかを明示されたとしても、その前段階として、「何のために学ぶのか」という問いに答えが示されない/見いだせないことには、学習者は「学ぶことへの自分の理由」を持てないのではないでしょうか。 自分の理由がなければ、所詮は他人事。身を入れて学ぶ気にならなかったとしても、学習者を責めるわけには行…
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単元を跨いで作る、習ったことを使ってみる機会

授業で習ったことを使って答えを導くべき問いは、学習目標を理解させるために導入フェイズで示すターゲット設問としても、授業を終えた段階での学びの仕上げにも大きな存在価値を持つものですが、「ある日の授業で学んだことを使う機会」は、一つひとつの授業あるいは単元に閉じた如上の問い/課題以外にも、その後に学ぶ別の単元の中にも設け得る/設けるべきもの…
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散布図中の位置で探る改善課題[活用機会×学習効果]

昨日の記事「習ったことを使ってみる機会」で触れた「授業を受けて獲得した知識や理解を用いて、問いに解を導いたり様々な課題に解決方法を考えたりする機会」をどれだけ整えたかは、生徒側の認識にある「授業を受けての学力向上/自分の進歩の実感」を大きく左右します。 下図は、横軸に【活用機会】「宿題や課題など、習ったことを使ってみる機会が整えら…
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習ったことを使ってみる機会

授業評価アンケートの標準的な質問設計の中に「宿題や課題など、習ったことを使ってみる機会が整えられている」かどうかを尋ねる項目【活用機会】を設けてあります。 この質問で尋ねていることのメインは、言うまでもなく文の後半です。文頭に付いた「宿題や課題」は、後半部分を実現するための手段であり、「など」が含意する通り、ほかにも実現の手段はあ…
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目標を見つける入り口~日々の学びでの興味・関心

目標を持った状態で巣立たせるには、日々の学びの中に興味や関心を見つけてもらうことがスタートです。興味は自力で考え工夫して達成したこと(=できるようになったこと)の中に生まれ、関心は「自分事」として認識できる課題に触れて芽生えてきます。 せっかく生まれた興味・関心もそのままにしては、深化・拡張することなく埋もれてしまいます。機を逃す…
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ひとつの課題から複線的なハードルを作る

クラス内の学力差は、大きくなることはあっても、なかなか縮まることはありません。「どのレベルに合せて授業をすれば良いのか」というお悩みは、多くの先生に共通するものでしょう。授業の進め方以外にも、どんな課題を与えるかは厄介な問題です。 上位生ばかり意識しては、他の生徒は手が出なくなりますし、真ん中に合せては上位にも下位にもぴったり来な…
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5分間アウトプットの費用対効果

学力の向上や自分の成長や進歩を実感するには、学習を通じて達成すべきこと(=学習目標)の把握教え合い・学び合い、対話を通じた学びの深まりという2つの要素に加えて、習ったことを課題解決に活用する機会が欠かせません。学習目標の把握には「解くべき課題」が必要であり、活動を自己目的化しないためには「目標の認識」が不可欠という因果関係から、これら3…
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結論を出さずに終える授業

授業の終わりは「今日の授業の内容をまとめて」 というのが定番スタイルかもしれませんが、ちょっと発想を変えて、問いに答えを出さずに次の授業につなぐというやり方はいかがでしょうか。 授業を「復習→導入→展開→演習→まとめ」 という固定的な構成で考える必要はありません。 結論を与えてしまうことで学びや思考を締めくくらず、問いをオー…
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質問を引き出す~学びを深め、広げるために

ひと通りの学習を終えた場面で生徒に質問させれば、そこまでの学びを振り返らせることができます。しかしながら、「質問ありませんか」という聞き方はあまり効果的とは言えません。もともと積極的な生徒が手を挙げたとしても、他の生徒は押し黙ったままでその時間が過ぎるのを待っています。 生徒からの質問があれば受けるというのではなく、もっと積極的に…
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知識活用の機会を整えて授業改善を加速

ようやく夏も終わりそうですが、今年も多くの学校の授業評価アンケートのデータをお預かりして、分析させていただきました。データからは様々な「問い」をもらいます。それまで考えていたことだけでは、説明がつかないデータのことです。 そのたびに、あれこれ考えて「データを説明できる仮説」を作り、実際に授業を観に行ってそれを確かめたりするのは、な…
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学びの成果をたな卸し

はたから見ていても、入念に練られた授業できちんと学びの成果が出ているのは明らかなのに、生徒自身がその成果を実感できていないことがあります。 伸びている実感を欠けば、頑張り続ける意欲も維持できません。「科目を切る」という選択で進路の可能性を狭めてしまう生徒も出てきます。 それとは逆に、学習を通じて進歩を感じ取って頑張っていれば…
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質問を引き出す(続編)

一年ほど前に、「質問を引き出す~学びを深め、広げるために」と題する記事をこのブログで公開しました。内容はこんな感じです。 質問をするということは、まず疑問点や「その先を覗きたい箇所」 を探すことになりますよね。当然ながら、ノートや教科書、プリントを見返すことになります。しかも、そこに載っていることを覚えるという意識ではなく、疑問や興味…
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