テーマ:話し方・伝え方、強調の方法

わかりやすい話し方(その4)

わかりやすい話し方を身につけることの目的は、生徒に確かな知識・理解を効率的に獲得させることにあるのは言うまでもありません。 丁寧に説明して理解させようとするだけでは、生徒を退屈させて結果的に「情報を受け取る態勢」を解かせてしまうこともあれば、読んで理解する、話し合って疑問を解消するなどの「知識・理解の獲得に効果的な他の手段」を活用…
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わかりやすい話し方(その3)

わかりやすい話し方を実現するには、話し方そのものの改善だけでは不十分です。生徒にしっかりと先生の声が届く環境を整えることなども、重要な情報に生徒の意識をフォーカスさせる上で欠かせません。 また、余計な言葉(説明/指示/注意)を減らせれば、大切なところを着実に伝えることも容易になるはずです。これまでのやり方に、余計な指示や説明を繰り…
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わかりやすい話し方(その2)

生徒から自分の目と口が見える状態で話をするのは、着実な伝達のための大前提ですが、それだけで「わかりやすい話し方」が実現するわけではありません。わかるようにちゃんと説明したつもりなのに、後になって確かめてみると、あちらこちらで聞き漏らしやポイントの押さえ損ねが生じていることも多々あります。 聞き漏らしや聞き間違いの原因になるところは…
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わかりやすい話し方(その1)

先生の話が聞き取りにくかったり、わかりにくかったりすれば、当然のことながら、知識の伝達も理解の形成も効率的には進みません。獲得させた知識や理解を道具/土台に、思考や対話などの学習活動に取り組ませて様々な能力・資質を養うにも、伝達で躓いているようでは学習活動に割り当てられる時間が短くなっていくばかりです。 話を聞いている生徒も、言葉…
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ボールを投げるのはミットを構えさせてから

相手にボールを投げようとするときには、相手がミットを構えているかを確認しますよね。少なくともこちらを見ているかどうか確かめているはずですが、普段の指導の中で同じことが徹底できているでしょうか。 大事なことを伝える前に、前振りもせず、問題意識や関心を刺激しておかなかったら、投げられたことにすら気づいてもらえなかったボールがグランドの…
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話し方・伝え方、強調の方法

1 わかりにくさを生んでいる間接的な原因1.1 説明がわかりにくいと言われたら ★ 1.2 ボールを投げるのはミットを構えさせてから New! 1.3 教え方と学び方のマッチング 1.4 生徒に見えている景色を想像しながら教えているか 1.5 学びにおけるインプット(input)とインテイク(intake) ★ 2 強調の正し…
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自分撮りのススメ~自分の授業を客観的にみる

別稿で申し上げた通り、授業を改善しようと思ったら、伝達スキルより授業デザインに焦点をおいて、その改善を先行させた方が改善の効果が短期間で現れますが、話し方・伝え方、強調の方法などに問題を抱えているなら、その解消も先送りするわけにはいきません。 授業デザインは、構成要素の大半が言語化できる外在知ですので、校内/教科内にある優れた実践…
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説明がわかりにくいと言われたら

説明や指示のわかりやすさは、授業の成否を左右する大切な要素です。先生の説明がわからないとなれば、その先に目指すべき「できるようになった」には容易に到達できません。別稿にも書いた通り、指示と説明のわかりやすさと生徒が実感する学習効果とはほぼ比例関係です。 授業評価アンケートを取ってみると、自分が思っていた以上に「わかりにくい」という…
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カラムを分けた板書で押さえる共通点と相違点

ものごとを理解するときは、それを単独で扱うよりも、生徒がある程度まで理解している何か対照となるものを引き合いに出し、互いの共通点と相違点を整理しながら学んだ方が、本質的なところ(意義や抱える課題など)を押さえやすくなることが多々あります。 ある時代・地域の政治制度を扱うときに現代日本のそれと照らし合わせたり、バイオームを学ぶ中、サ…
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強調の正しい方法 #INDEX

大切な事柄をしっかり伝え、きちんと覚えてもらおうと、日々の教室の中では様々な強調の方法が工夫されていますが、方法を誤ると、狙った効果が得られなくなるのみならず、ポイントを埋もれさせたり、知識を断片化させたりと望まない効果(副作用)を招きかねません。 方法が正しいかどうかは、目的との整合性、つまり目的の実現にどれだけ効果的に寄与でき…
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強調の正しい方法(その5)

シリーズの最後にあたり、伝達技術としての強調のコツについて考えてみます。既にご理解いただけている通り、プレゼンテーションの技術を駆使するだけでは「生徒の認識から漏れることなく強く印象を刻む」という本来の目的を果たし得ないものになりかねません。それぞれの技術を使う上でのポイントを抑え、効果的に利用したいところです。 2014/10/…
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強調の正しい方法(その4)

強調の目的が「目立たせることで、意識や記憶からこぼれることを防ぐこと」であるとすれば、教科書・プリントの重要ポイントにマーカーを塗らせることや、確認テストを行って覚える機会を増やすことも、広義には「強調の一種」ということになります。 いずれも広く使われている方法で、生徒も小学校以来の習慣の一つとして自然に受け入れていますが、使い方…
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強調の正しい方法(その3)

強調は、印象と記憶を刻み込むために行う行為です。重要度に応じたエネルギーを学習者に使わせているか、常に意識して点検しておく必要がありそうです。公式っぽく書き出してみると、こんな感じでしょうか。 学習項目ごとの重要度∽生徒に投じさせるエネルギー 反復という手段を用いた強調(印象強化/記憶への刻み込み)の方法について、日々の授業の中…
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強調の正しい方法(その2)

ポイントを強調するのは、該当箇所を生徒にしっかり認識させた上で、強い印象を記憶に刻み付けようとするからですが、教える側がどれだけ汗をかいても、生徒がただ聞いているだけでは強い認識や確かな記憶の形成はあまり進まないようです。 内容をしっかり認識させて記憶に刻み込ませるには、生徒自身にも対象に主体的に関わらせる(=学習活動に取り組ませ…
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強調の正しい方法(その1)

教室に限らず、何かを伝えようとしているとき、ポイントとなる部分に焦点を当てるための強調を、発信者/授業者は意図的にあるいは無意識のうちに行っているものです。 しかしながら、意図や方法を誤った強調が、却って生徒を退屈させ、わかりにくさの原因になっていることもあります。 何のために強調するのか、何に焦点を当てるべきか、どのような…
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よくわかる説明、戸惑わせない指示

説明や指示のわかりやすさを決める要素は、話し方や板書の巧拙だけではありません。今やろうとしていること(目的)は何かをあらかじめ理解させておくこと、前段までの理解をしっかり確かめながら進めることも重要な役割を持ちます。わかりやすさは学習効果を決定的に左右する要素であり、わからないことにはできるようにはなりません。 また、生徒を活動さ…
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いつもはっきりと教室の隅々まで届く声

伝える技術の根本は、「話し手の声がいつでもはっきりと聞き取れること」です。知識・理解を与えるにも、問い掛けて生徒に考えさせるにしても──視覚による補助が効果的であり且つ必要であることは言うまでもありませんが──、まずは先生が発した声による情報を生徒が集中してしっかり受け止め続けられることが大前提です。 先生の話が聞きとれないのでは…
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生徒に見えている景色を想像しながら教えているか

先生方は教科の専門家であり、日々研究を重ねておられます。知の地平はぐんぐん広がり、より高いところから学問の全体を俯瞰しています。一方、先生方から教わる生徒は「学びの途上」であり、新たしく学ぶことの周辺や背景には想像が及びません。言い換えれば、これから学ぼうとしている生徒は、先生方と違う景色を見ているということです。 何を教えるにし…
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"強調の正しい方法"を更新しています。 8/9 完了!

大切な事柄をしっかり伝え、きちんと覚えてもらおうと、様々な強調のしかたを工夫していると思いますが、方法を誤ると、却ってポイントを埋もれさせたり、生徒の集中を妨げたりする弊害もまねきます。 また、大事なところを選び出す工程を、すべて先生が肩代わりしていては、生徒が自力で重要度を判断する力を身につけるチャンスを奪ってしまうこともあるの…
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伝達スキルと授業デザイン

先生による話し方や板書、指示や説明の組み立てなどが、授業の成否を大きく分ける要因であるのは疑いようのないところです。データに照らしてみても、上記の評価項目で未到達が解消した場合のシミュレーション(下図)では、学習効果における評価の分布が一変します。 ❏ 理解できないことにはできるようにならない 学習効果到達…
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演習中にワンステップずつ進める板書

ひと通りの説明を終えて練習問題などに取り組ませるとき、生徒の様子を観察してタイミングを見ながら、黙ったまま板書の続きをワンステップずつ書き進めていくやり方があります。 教室で実際にこの方法を試してみると、生徒の手が止まっている時間を短くする効果が確認できるほか、聴かせる場面と解くことに集中する場面の切り分けがはっきりして集中の度合…
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TIPS! 空所を残した板書

空所を残したまま板書を行うことで、生徒の問題意識を刺激するという手法があります。授業の導入時や、新たな内容に進むときに用いれば、学習を通じて目標とするところを示す優れた機能を発揮してくれます。 本時の学びを通じて答えられるようになって欲しい問いの"正解"となる文章をベースに、ポイントとなる部分を空けておくだけです。 例えば、…
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わかりやすい話し方#INDEX

先生方の話がきちんと聞き取れることは、「わかった→できた」という流れの大切な起点です。しかしながら、「ちゃんと話しているつもりなのに…」と苦労しておられる先生方も少なくありません。 話が聞き取りにくいことの背景には様々な原因が存在します。複数の原因が絡み合っている以上、問題の解決には、原因を一つひとつ切り分けながら、その解消を図っ…
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