テーマ:評価、効果測定・成果検証

学びに向かう力/主体的な学習姿勢をどう評価するか

新課程への移行を目前に、評価に対する関心が高まってきています。特に、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」と並んで『育成を目指す資質・能力の三つの柱』の一角を占める「学びに向かう力、人間性等」(評価の観点では「主体的に学習に取り組む態度」)についてはとまどいが先行する中で様々な議論がなされています。 高大接続答申の記述では「…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

カリキュラム・マネジメントの実行&検証フェイズ

カリキュラム・マネジメントという言葉が広く使われるようになってだいぶ経ちますが、マネジメントとは言うまでもなく「目標を達成する/成果を上げる」ためのものであり、計画、実行、検証、対処(いわゆるPDCA)で構成される活動です。 カリキュラムを通して形成しようとしている学力が変化した以上、計画フェイズに当たるカリキュラムの作成には従来…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日々のチェックで授業デザインのブラッシュアップ

臨時休校、分散登校、短縮授業と、授業日数・指導時間の確保を困難にする要因がズラリと並ぶ中、日々の授業をより効率的で密度の高いものにするには教室の対面授業で行う学習活動を精選する必要があります。 ターゲットとなる問いを設定することは本時の主眼や指導の目標を明らかにするとともに、個人で出来ることと教室で行うべきことの選別にも有益である…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

考査問題の妥当性を評価し、最適化を図る #INDEX

「授業で何を教えるか」と「考査で何を測るか」はともに、担当する先生方の頭の中にある学力観を反映したものだけに、両者はほぼ同じものです。片方の最適化を図れば、もう一方もおのずと改善されます。 授業改善を図ろうとするとき、相互参観や研究授業を開催することが多いかと思いますが、指導で何を目指すかという「主眼」に関わる部分については、考査…
トラックバック:13
コメント:0

続きを読むread more

試行テストの分析で用いられた出題評価の手法

2018年11月に実施された大学入学共通テストの試行テストの検証結果が大学入試センターのホームページで公開されています。既にご覧になられたと思いますが、本日のブログでは、結果分析で用いられていた出題評価の様々な方法を取り上げてみます。校内で導入するにはハードルが高いものもありますが、考査問題の妥当性を評価し、最適化を図る際にも知っておい…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

設問ごとに出題の妥当性を確かめる

設問ごとに出題の妥当性を確かめるには、得点データを用いた定量的なアプローチと、内容に基づく定性的なアプローチがあります。 前者を用いて本格的に設問の妥当性を検証しようとすると、別稿「試行テストの分析で用いられた出題評価の手法」でご紹介するような手法を導入する必要がありますが、日々の教科学習指導の中ではコスパを優先して、もう少し手軽…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

考査問題の妥当性を考える時の視点(その2)

前稿で申し上げた通り、先生方の頭の中にある教科観・学習観は、授業のあり方と考査の作り(内容・配点・採点方法)の双方に表れます。 考査問題の現物を眼前に広げ、データも使って客観視した上で、個々の問題が何を測定しているのか改めて考え、測るべき学力を正しく点数に反映できる考査に近づけて行くことは、教科観・学力観の更新、ひいては授業の改善…
トラックバック:5
コメント:0

続きを読むread more

考査問題の妥当性を考える時の視点(その1)

考査問題で何を測るかは、授業で何を教えるかと「ほぼ同義」です。教える側には、意識しているか否かに拘らず、「学力観」「教科観」が頭の中にあり、それが一方でテスト問題に、他方で授業実践に現れます。 出どころが同じだけに、それが表出した両者が互いに近いものになるのは当然です。考査問題を拝見すると、作成された先生がどんな授業をするかおよそ…
トラックバック:10
コメント:0

続きを読むread more

新年度に向けて、最終結果と照らした指導の成果検証

早いもので1月も終わりを迎えました。センター試験の結果も既に出ていますし、最終的な出願校も決まったはずですので、3ヵ年/6ヵ年に亘って行ってきた学習指導と進路指導の成果を測るのに必要な指標は、これですべて揃ったことになります。 一般入試の合否結果はまだですが、それを待っていては来年度の指導計画にこれまでの指導を振り返っての成果と課…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

評価、効果測定・成果検証

1 効果測定を通じた教育資源の最適配分1.1 効果測定とスクラップ&ビルド(教育資源の最適配分) 1.2 働き方改革~校務の見直しと再構造化(記事まとめ) 1.3 学校経営計画の進捗を確かめ、達成可能性を高める 1.4 選考基準は妥当だったのか~追跡調査に基づく検証 2 データを用いて理解者と賛同者を増やす2.1 効果測定は、理…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

先生も生徒も、評価者としてのトレーニング

新しい学力観への転換に伴い、指導方法の工夫を重ねるのと並行して評価方法にも組み直しが必要になりますが、ここで忘れがちなのは、新しく設けた評価基準を正しく適用できるようになるための評価者としてのトレーニングです。試行期間を使ってしっかり練習を積みましょう。 当ブログでも繰り返し申し上げてきましたが、学習評価は以下のような様々な材料と…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

新しい評価の実行可能性を高めるための工夫

新しい学力観への転換が図られる中で、学習指導の方法の工夫と開発が進んできました。新たな指導法を開発・発見すると、すぐに教室で試してみたくなりますが、ぐっと立ち止まって「評価はどうする?」と自問してみましょう。ここに来て、学習評価の改善も本格化な取り組みを始めた学校も少なからず見受けられるようになってきました。 学習の「結果」と「プ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

新しい学力観に基づく評価方法(記事まとめ)

高大接続改革や次期学習指導要領に向けて、教科学習や探究活動における指導法の改善は各地での試行と工夫で進んできたようです。各地の現場で授業公開や成果発表を見て回ると、様々な新しい取り組みに心躍ります。しかしながら、新しい学びに応じた評価方法はというと指導法の改善ほどは議論も行動も進んでいないのかもしれません。 きちんとした評価ができ…
トラックバック:10
コメント:0

続きを読むread more

どこにスケールを当てて学びの成果を測るか

学力を測定するとき、評価を行う時点で生徒がどこまで到達しているかを見るのが普通ですが、前稿でも触れた「学びを経て生じた差分」にも十分な注意を向けるべきだと思います。 新課程への切り替わりを前に「主体的・対話的な深い学び」の実現に向けて様々な指導法の工夫がなされる中、評価においては「到達したのがどこか」に加え、学びを通して「どのくら…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

最初の答えと作り直した答えの差分=学びの成果

何らかの課題や問いを与えて生徒に取り組ませるとき、生徒が最初に作った答え(=単元やテーマを学ぶ前の段階で考え出せたこと)を保存しておき、それを学び終えて仕上げた答えと比べてみると、両者の違いに着目することで学びの成果を確認・可視化できるようになります。 たとえ、答えに行きつかなかったとしても、書きかけの答案や題意を図に起こそうとし…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

頑張りをきちんと評価する~学びの意欲向上のために

いつになく頑張った/上手く行ったと自分では思っていたときに、誰もそれと気づいてくれなかったり、評価してもらうどころかあらさがしやダメ出しをされたりでは、次に向けて頑張る気持ちも萎えそうです。 褒めれば伸びるというものでもないと思いますが、正当な評価は生徒の自己肯定感を刺激し、同時に与えられる的確な助言は次の機会に向けた課題形成に繋…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

授業評価は多面的に

学習評価は多面的に行う必要があります。仮に成績が伸びていたとしても言われたことをただこなした結果であれば、先生が手を離した途端に学びを止めてしまうかもしれませんし、伸びている実感を欠いた生徒はその科目を学び続ける意欲を失いつつある可能性もあります。 正しい学びの場を創出できているか、授業を中心とする教科学習指導がきちんと成果をあげ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

新たなチャレンジに先生方の協働で取り組むとき #INDEX

高大接続改革や新課程への移行がいよいよ目の前に迫り、各地で様々な新しい取り組みが始まっています。パフォーマンスモデルからコンピテンシーモデルへの学力観の転換や「総合的な探究の時間」の指導法など、先生方が協働で最適解を見つけなければならない課題はまさに山積みです。 カギになるのは、「目標をきちんと決め、それぞれが最善と思う方法を試し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大きな成果が出た時にこそ~実践の共有と継承

進学実績にしろ、模擬試験や外部検定の成績にしろ、あるいは授業評価や学校評価のアンケートにしろ、成果が出たときの行動こそが重要だと思います。結果を受けた振り返りというと、課題の洗い出しに意識が向きがちですが、成果をあげた好適な取り組みにもしっかりとスポットライトを当てましょう。 失敗に原因があるのと同様に、成功にもそれをもたらした要…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

効果測定とスクラップ&ビルド(教育資源の最適配分)

高大接続改革と次期学習指導要領への対応の中で様々な新しい教育活動が採り入れられていますが、これまで作り上げてきた教育活動に「足し算」していくだけでは、限りある教育リソースが枯渇するのは火を見るより明らかです。以前から行われていることや新しく取り入れてみたことは一つひとつきちんと効果測定を行い、効果のないもの/費用対効果に劣るものを取り止…
トラックバック:13
コメント:0

続きを読むread more

新たな取り組みを始めるときの鉄則

学校に限ったことではありませんが、新しいことを導入しようとしたときには、きちんと踏んでおきたい手順というものがあるように思えます。目的の確認や効果の検証も不十分なまま、新しい取り組みの手順と方法だけ決めて拙速に「全生徒を対象にいっぺんに実施」というのでは乱暴にすぎるのではないでしょうか。 拙稿「マニュアルありきでの指導にはリスクあ…
トラックバック:12
コメント:0

続きを読むread more

働き方改革~校務の見直しと再構造化(記事まとめ)

学校の先生の多忙が取りざたされて久しくなりました。報道を見ても、現場でのご様子を拝見しても「働き方改革」は待ったなしの課題だと改めて感じています。外にいる私が直接何かできるわけでもなく心苦しく感じておりますが、少しでも何かのヒントになればと、考えるところを起こした拙稿をまとめてみました。 ご多忙を極める中、矛盾する言葉で誠に恐縮で…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

学校経営計画の進捗を確かめ、達成可能性を高める

1学期も終わりに近づきましたので、年度の冒頭で打ち出した学校経営計画がどこまで実行されており、目標とした事柄が達成できそうか、この機に中間検証を行うべきかと思います。 ❏ 1学期の進捗を確かめ、夏からの課題を特定する 順調に進んでいて、期末での達成が十分に見込めるなら問題はありませんが、取り組みが遅れていた…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

効果測定は、理解者と賛同者を増やすため

以前の記事「 効果測定とスクラップ&ビルド(教育資源の最適配分)」 をお読みいただいた先生から、「効果測定や成果検証の必要性は十分にわかっているが、手間に取られる負担も大きい」 という趣旨のご相談をいただきました。 ❏ 優れた実践は、賛同者を増やしてより広く 確かに、指導の効果測定を行うには相応の手間がか…
トラックバック:4
コメント:0

続きを読むread more

ルーブリック評価の導入はなぜ必要なのか

高大接続改革とその先の本丸である次期学習指導要領に向けて、学力の三要素をキーワードに、新しい学力観に沿った学ばせ方への転換が急速に進んでいます。各地で行われている研修会やセミナーでも、新課程の中身(学習内容)を研究するもの、AL、協働、反転といった指導方法をキーワードに含むものがとても多くなりました。 その一方で、「評価方法の改革…
トラックバック:14
コメント:0

続きを読むread more