テーマ:指導計画

評価方法の再整備~高大接続答申から

昨年12月に公表された、いわゆる高大接続答申。ご覧になられたと思いますが、「選抜性の高低にかかわらず、学力については、アドミッション・ポリシーに基づき、学力の三要素を踏まえた総合的な評価を行うことが重要」と打ち出しています。 「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」…
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マトリクス点検で指導主眼を適正配置

マトリクス点検とは、「生徒に求めている学習方法」、「評価基準」、「テスト問題を通して試そうとしている学力」などを、教科・科目を縦軸に、学年・学期を横軸にずらりと並べて比較点検しようという試みを指す造語です。 入学から卒業までを左から右に、教科・科目を上下に、それぞれの時期×科目で“学習活動において生徒に求めるもの”を配列してみて、…
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分業で行う出題研究のフィルタリング(その6)

課題を付与する機会は様々です。授業内で提示から仕上げまで一気に行っても良いし、予習として課しておく方法もあります。また、定期考査や実力テストに出題することもできるはずです。 授業内外の課題に用いる場合も、考査に組み込む場合も、欠かせないのは、生徒に与える前に行う「問題としての妥当性を高めるための加工」 です。 d…
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分業で行う出題研究のフィルタリング(その5)

フィルタリングを通じてせっかく良問を選んだのですから、きちんと授業内外の課題として使う場面を設けましょう。教科書で進行する単元と、出題の中心テーマが一致するタイミングで使えば良いというものではありません。 ❏ 「S評価」 が確定した問題はマイルストーンに 教科会などでの協議を通じて「S評価」 が確定した問題…
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分業で行う出題研究のフィルタリング(その4)

生徒の進路希望の分布などから出題研究の対象大学・学部が決まったら、チーム内で割り振りをして出題研究のスタートです。 授業設計や指導計画に反映させる詳細な検討などは、初期のフィルタリングが終わってからじっくり進めていくことにして、ひと通りのチェックを済ませる「第一フェイズ」 を早く通過することを優先しましょう。 d…
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分業で行う出題研究のフィルタリング(その3)

高大接続改革に向けて、新しい学力観に沿った「思考・判断・表現」 の要素を備えた問題をストックできているかどうかは、今後、指導の成否を大きくわける可能性があります。自前で作問することもできますが、想像以上に手間がかかります。入試過去問の中に見つけた良問は積極的に活用していきましょう。 しかしながら、大学入試に限ったことではありません…
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分業で行う出題研究のフィルタリング(その2)

生徒が進路希望を抱く先の大学群から引いた出題例を授業内外の課題とすることには、前稿 で書いたように様々な効果が期待できますが、ただ持ち込んでも弊害ばかりが大きくなるリスクもあります。課題として教室に持ち込む前に、綿密な出題研究と授業準備とが必要です。 ❏ 課題を与える以上、達成させるのが責任 単元が合ってい…
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分業で行う出題研究のフィルタリング(その1)

出題研究は、授業設計の土台作りであり、また資材集めでもあります。教科書で教える内容が、どのように問われ、どのように使うことが求められるかを知ることは、教材の解釈に確固たる視点を持つうえでも欠かせませんし、「授業を通じて理解させたことを用いて解決する好適な課題」 を収集する機会です。 ❏ 今、教えていることがどう問…
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マトリクス点検で指導主眼を適正配置(その9)

生徒に求める行動に、時期を追った段階性と同時期における整合性が求められるのは、中間、期末の定期考査問題も同様です。年度内に実施された教科内のすべての定期考査問題をずらりと並べて点検するのが理想ですが、全部を一度に扱うのは大変です。 まずは、学年末考査だけに対象を絞ってしまいましょう。比較点検を実施することそのものが、優先すべき事柄…
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マトリクス点検で指導主眼を適正配置(その8)

観点毎の段階評価(S~C)を生徒自身に行わせ、記録に残させることも、積極的な学習姿勢を引き出す上で有効です。自分が頑張ってきた足跡を目にすれば、これまでの努力を投げ出すのがもったいなく感じるようになります。 ❏ 評価基準は生徒自身による振り返りに利用 ノートに貼り込める小さなサイズで作成したチェックリスト用…
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マトリクス点検で指導主眼を適正配置(その7)

学習の手引きやシラバス、あるいはオリエンテーションで配布する資料には、評価方法や評価基準が明示されているはずです。まったく言及されていないようなら、加筆が必要です。特にシラバスに評価に関する記載がないと、シラバスたる要件を満たしていないことになってしまいます。 ❏ 評価基準も、学習の成果を踏まて段階的に引き上げる…
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マトリクス点検で指導主眼を適正配置(その6)

中高一貫校では、中学と高校、前期課程と後期課程との間で、過剰なギャップや大きすぎる重なりが見つかることが少なくありません。このあたりにも注意が必要です。 ❏ 上下左右と見比べながら、修正案を書き込んでいく シラバスに記載されたことと付箋に書き出して、模造紙の上に張り出していくことで、「あれっ?」と思う機会も…
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マトリクス点検で指導主眼を適正配置(その5)

マトリクス点検を具体的に進めていきましょう。各学年、各学期にどのような予・復習を求めているかを確認できるよう、オリエンテーションで配ったプリントや、学習の手引きのコピーを事前に集めておいてください。模造紙と大きめの付箋も用意しておいてください。 ❏ まずは、教科の中で段階性と整合性を 模造紙には、左から右へと学…
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マトリクス点検で指導主眼を適正配置(その4)

「予習方法の違いは授業の進め方が学年教科の方針によって違うからだ」という理由には、十分な妥当性と合理性が備わっているでしょうか。様々な工夫や試行錯誤を重ねる中で、成績を伸ばし多くの進路希望を実現させた学年のやり方に倣い、それをベースに改善と更新を繰り返していけば、学校としての方向性や指導像は自ずと共有されてくるはずです。 前学年の…
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マトリクス点検で指導主眼を適正配置(その3)

新入生に対して、あるいは学期が切り替わるごとに、学習方法や教材への取り組み方などを伝える「オリエンテーション」が多くの学校で行われています。また、それらを実地に経験させて学ばせる「勉強合宿」も広く行われ、もはや特別な行事ではありません。オリエンテーションの内容、特に予習・復習の方法や授業への取り組み方は、学年教科の判断や考えに任されてい…
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マトリクス点検で指導主眼を適正配置(その2)

学習指導は教科ごとに行われますが、学習姿勢や学び方を生徒が獲得していく過程は、教科を跨いで同時に進行していきます。ある教科を通じて身につけた姿勢や技術は、ほどなく他の教科にも転用されるようになるのが普通です。 ❏ 獲得した資質や行動様式は科目を超えて ディスカッションに臨み相手の発言を理解したうえで自分の意…
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マトリクス点検で指導主眼を適正配置(その1)

シラバスや学習の手引き、あるいは勉強合宿でのガイダンスプリントなど、「学習法」や「到達目標」といった“学習活動において生徒に求めるもの”を書面化したものは数多く見つかります。授業態度や提出物、小テストなど、シラバスの「評価基準」に言及されているものも、直接的・間接的に、生徒に求める行動を表現しているものの一部です。 ❏…
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