テーマ:カリキュラム・指導計画

知識の獲得は個人の活動を通じて

授業デザインを考えるとき、生徒が個人の活動で取り組むべきものと、集団の中での協働でしか学ばせられないものとを区別しておかないと、各単元で扱うべき学習内容を限られた指導機会に納めきれません。 新課程では、学ぶべき内容は減らない中、対話を通した深い学びを実現することが求められます。授業時間という枠が同じところにより多くのものを詰め込む…
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知識をどこまで拡張するかは個々のニーズに合わせて

授業を進める中で、生徒に獲得させる知識をどこまで拡張するか。そう簡単には判断がつかない問題です。難関私大をその科目で受験する生徒を考えれば、ある程度は細かいところにも触れておく必要もあるでしょうが、クラスにはそうした生徒ばかりではありません。前者のニーズを満たそうとすると他の生徒には過剰な負担を与えかねません。 学ばせる範囲を拡張…
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ゼロ学期を迎えるに当たり~指導計画作りへの下準備

今年もあっという間に年末が近づいてきました。年明けに始まる「ゼロ学期」は短いわりにこなすべき校務が多く、どうしても慌ただしくなりがちですから、今のうちに少しずつゼロ学期の課題/タスクのたな卸しを行い、優先順位をしっかり定めた工程表に落とし込んでおきたいものです。まずは、「To Do リスト」を作るところからでしょうか。 4月からの…
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受験学年のスタートに向けて(まとめ)

3月に入り、いわゆるゼロ学期も残すところわずかです。ここまでの指導の成果として、4月に最上級生となる生徒には受験生としての意識も芽生えてきていることかと拝察いたします。 ここから先も、それぞれの目標の実現に向けた努力を生徒が互いに尊重し、頑張りを支え合う集団作りや、志望理由の具体化と深化といった、集団と個人の両方に対する指導を重ね…
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新年度に向けて、最終結果と照らした指導の成果検証

早いもので1月も終わりを迎えました。センター試験の結果も既に出ていますし、最終的な出願校も決まったはずですので、3ヵ年/6ヵ年に亘って行ってきた学習指導と進路指導の成果を測るのに必要な指標は、これですべて揃ったことになります。 一般入試の合否結果はまだですが、それを待っていては来年度の指導計画にこれまでの指導を振り返っての成果と課…
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年間行事予定の書きだし方(その5)

年間行事予定に配された様々な指導の一つひとつの背後には、生活、学習、進路の3観点での段階的到達目標が存在しているはずです。既存の年間行事予定や来年度の原稿を前に、各行事に込められた指導意図を取り出してみる(=言語化してみる)ことで、これまでの指導計画/行事予定に朱入れすべきところが明らかになるというのが前稿の主旨です。 この工程を…
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年間行事予定の書きだし方(その4)

年間行事予定の起草は、単にカレンダーを諸行事で埋めていくことではありません。領域ごとの段階的な到達目標が正しく配列されているか、その目標群を達成するのに必要な指導の機会が過不足なく用意できているかを確認しながら、教育リソースの最適配分を実現すべく調整を重ねることだと思います。 選択の場としての行事であれば、そこに至る準備が十分に行…
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年間行事予定の書きだし方(その3)

すべての指導機会は、時期や段階ごとに目指すべき「到達状態」に生徒を導くために設けられるものである以上、年間行事予定に記載されるすべての行事は、学校の教育目標との間で「生活」「学習」「進路」 の三領域のいずれかで関連付けられていなければなりません。 これを着実に実現するには、本稿でご紹介するような前工程をしっかりと踏んでおく必要があ…
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年間行事予定の書きだし方(その2)

年間行事予定表をすぐに生徒の目に入るところに掲示しておくのは、これからの予定をきちんと把握させておくのに有効です。先の予定を把握していれば、自分が次になすべきことは何か、目の前に迫っている選択の機会は何かという意識が自ずと高まります。 心構えも準備もなく、指導機会に臨んだり行事に参加したりでは、そこで得られるものはぐっと減ってしま…
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年間行事予定の書きだし方(その1)

どの学校でも作られている年間行事予定表。様々な行事が増える中、行事にじっくり向き合える、忙しすぎない学校生活を送らせたいと思っても、そうそう行事の整理・再編は進みません。すべての行事を3年間/6年間のカレンダーに落とし込むだけでも容易ではなく、分掌や学年、生徒会との調整に当たる先生のご苦労ばかりが目に浮かびます。 どうにか行事を配…
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手段科目としての言語系教科の学びを活かす場

以前の記事でも書きましたが、英語は目的科目から手段科目へと立場を変えていくように思われます。ある程度の基礎(言語材料の理解)を身につけた段階では、他教科を学ぶ中で様々な内容の文章を読んだり、考えたことを表現したりする機会をどんどん作ることが、言語能力の向上を促すはずです。同じ言語系教科である国語も同様かもしれません。 所謂「イマー…
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学校の教育力を伝える新たなモノサシ

学校の裁量が拡大され、各地で特色ある教育活動が展開されるようになりました。単位制や総合学科は言うまでもなく、普通科でもコース制を取ったり、独自の教育プログラムを整備したりと様々な価値を打ち出そうとしています。それなのに、"外野"からは、やれ普通科は画一的だ、生徒の意欲が高まる内容になっていないといった批判が届きます。 そうした批判…
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