テーマ:学力差、苦手意識への対応

学力差、苦手意識への対応

1 苦手意識を抑えて、伸びている実感を持たせる1.1 苦手意識を抑えて、伸びている実感を持たせる(まとめ) 1.2 学力向上感、得意・苦手に成績が及ぼす影響は? Updated! 1.3 難易度からの得意・苦手の意識が受ける影響 Updated! 1.4 活動性が苦手意識を抑制する機能とその限界 Updated! 1.5 不要な…
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学力向上感、得意・苦手に成績が及ぼす影響は?

授業を受けて学力の向上や自分の進歩があったかどうか、あるいはその科目が得意か苦手かを生徒が判断するとき、定期考査や模擬試験の点数が生徒の意識にどの程度まで影響を与えているかというご質問をいただくことが時々あります。 結論から言えば、成績という数字の影響は確かにありますが、他の要素からの影響も決して小さくありません。振り返りによるメ…
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難易度からの得意・苦手の意識が受ける影響

教材や課題の難易度が上がるとその科目への苦手意識が膨らむのは容易に想像できますし、実際のデータでも確認できます。しかしながら、苦手意識の発生には様々な要因が絡み合っており、目標水準を引き上げたからといってそのまま苦手の拡大に直結するわけではありません。 以前の記事「活動性を高めて苦手意識を抑える」でデータを示してお伝えした通り、授…
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活動性が苦手意識を抑制する機能とその限界

以前の記事でも書いた通り、授業や課題の難易度をある程度引き上げても、活動性を十分に高めておけば苦手意識を遅らせることができます。教え合い・学び合いが知識や理解の不足を補うことが課題解決の可能性を高めるのは想像に難くありません。 しかしながら、その機能にも限界があります。学習者集団ごとの負荷耐性というものがあり、それを超えた負荷をか…
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不要な苦手意識を抱かせない(後編)

ある科目に苦手意識を持てば、学び続ける意欲を持ちにくくなりますので、その先に生まれるかもしれない「新たな興味」と出会う可能性が失われていくばかりです。 もしかしたら、その興味が広がり、深まった先に自分の適性や資質とマッチした将来が開ける可能性があるのに、不要な苦手意識を持たせたりそのままにしては、拓けるはずの未来を狭めてしまってい…
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不要な苦手意識を抱かせない(前編)

小学校入学以来の学びの経験の中で、苦手意識を膨らませてしまっている生徒は少なくありません。中には、実際には成績も悪くないし、授業には問題なくついて来られるのに、その科目が得意か苦手かと訊かれると「苦手」と答える生徒も思いのほか多くいます。 苦手意識を抱えたままでは、与えられたことを超えて積極的に挑もうとする意欲を持てなかったり、少…
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科目への意識姿勢~得意と答える生徒を増やす

同じ教材で同じ指導をしていても、得意・苦手の分布はクラスによって異なります。学習履歴の中で積まれた成功体験や獲得している学習方策によって感じ取り方が違うためです。 得意寄りに分布が偏るクラスでは、より高度な課題を与えて達成感をより強固なものにする一方、苦手意識が優位なクラスでは課題のスモールステップ化や集団知の活用で成功体験を積み…
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クラス内で生じた学力・学欲差への対処法 #INDEX

どんなクラスでも学力差は存在します。たとえ、習熟度別にクラスを分けて展開授業を行っても学力差は残りますし、時間の経過ともに差が再び拡大していくのは多くの先生方が経験している通りだと思います。 学力差を小さくするのは容易でないとしても、学力差による悪影響を小さく抑えることはできます。ある程度の学力差があった方がクラス全体の学習成果は…
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クラス内で生じた学力・学欲差への対処法(その5)

学力差からうける悪影響をできるだけ小さく抑えるための工夫には、前稿までの記事で申し上げた通り、#1 本時の学びの前提となる知識を事前に整える、#2 生徒同士の教え合いの利用、手空き時間を埋める任意課題、#3 タスクの分割/スモールステップ化、参照型教材の頻繁な利用などがありますが、これらに加えて「いかにして、生徒一人一人の学習を止めない…
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クラス内で生じた学力・学欲差への対処法(その4)

クラス内に学力差が拡がるということは、生徒の躓きが起こり得る箇所が多様化することを意味します。学びは前段の理解の上に積み上げていくものですから、新たに教えた/学ばせたことの理解が固まらないところに次の内容を積んだところで意図通りの結果にはなり得ません。 こまめに理解を確認できる状態を作っておき、次に進むための前提が整っているか一つ…
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クラス内で生じた学力・学欲差への対処法(その3)

授業の成立を難しくさせるのは、科目の総合的な学力における個人差ではなく、新しく学ぶ単元の前提知識における差の大きさであり、事前に打つべき対策があるというのが、前稿までにお伝えしたことです。 しかしながら、実際に授業を始めると、スタート時点での差に加え、新しいことを理解する速さや課題を処理するのに要する時間における個人差が問題になっ…
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クラス内で生じた学力・学欲差への対処法(その2)

前稿でご紹介したデータが示すように、クラス内にある程度の学力差があった方がクラス全体での学習成果の総量は大きくなるとはいえ、度を過ぎては弊害が大きくなるのもまた事実です。日々の授業で成果を一つひとつ着実に積み上げ、新たな差を作らないようにしたいものです。 日々の授業で成果を積み上げる上で問題となるのは、学力差ではなく前提知識の有無…
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クラス内で生じた学力・学欲差への対処法(その1)

クラス内に生じた学力差を、クラスを分割することで小さく抑えようというのが、習熟度別クラスを導入するときの発想ですが、生徒の理解度に合わせた指導が行いやすいかと思いきや、分割後のクラス内で再拡大する学力差や、下位クラスの学習意欲や自己肯定観の低下といった別の問題を抱え込みます。 こうした問題を踏まえてなお、習熟度別、あるいはほかの視…
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苦手意識を抑えて、伸びている実感を持たせる

授業を受ける中で「学力や技能の向上」「自分の成長や進歩」を実感できている生徒は、高い確率でその科目に新たな興味や関心を見出していくというデータがあります。逆に、伸びている実感が得られなければ、その科目を学び続ける意欲を維持するのは容易ではありません。 教室は、興味が生まれる瞬間を体験して学ばせる場であり、学びの成果や伸びている実感…
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荷物を増やしても、学びが膨らむとは限らない

昨日、日本テレビの情報番組「スッキリ!!」で東京近郊の公立中学生が通学で持ち歩く通学カバンとバッグの重さの平均が8.6キロにも及び、その原因は脱ゆとり教育で副教材が増えたこととのレポートがありました。 たしかに、授業を参観に教室を訪ねてみると、生徒のカバンは大きく、通路にあふれ机間指導もままなりません。 でも、荷物が増えた分…
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難易度をどう考え、どのように調整するか #INDEX

教材や課題の難易度をどのように設定するかは、生徒の学力分布だけを見て決めるものではありません。同じ負荷をかけていても、生徒が感じている得意/苦手の意識や、授業を通じた学力伸長の手応えを把握しながら調整を行う必要があります。 得意/苦手という意識においても、授業内での学習者活動や、それまでの指導で形成してきたレディネスによって生徒の…
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参照型教材を徹底して使い倒す#INDEX

知識の拡充に先走らず、教科書ベースで理解の軸をじっくり作りつつ、参照型教材を導入期から常に手元に置かせ頻繁に参照させることで必要な知識もがっちり固めて行きましょう。 ある知識の重要度は、その使用頻度とイコールに近い関係にあります。勉強を進めながら、出てくるたびに調べて、確かめ、覚えるようにさせれば、重要度に応じた順序で知識の獲得が…
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参照型教材を徹底して使い倒す(その5)

演習(拡張)期、受験(仕上げ)期を待たずに、導入期のうちに基本事項を網羅的に学ばせることには、前稿までの考察の通り、あまり大きなメリットはなさそうです。 必要な知識を最初に仕込み切ってしまうという戦略には、「教えられたこと」と「覚えたこと」のギャップを拡大し、生徒にゴールを遠くに感じさせてしまうリスクの方が大きいのではないでしょう…
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参照型教材を徹底して使い倒す(その4)

学習はその場で完結するものではありません。次のステップに進むための準備(レディネス)を整えることもまた重要な指導目標です。 知識・技能がその先の内容を理解するための前提になることはもちろんですが、ある単元を学ぶことで身につけた学び方もまた、次の単元を学んでいくときの重要な土台です。 不明点があるとき、先生が教えてくれるのを待…
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参照型教材を徹底して使い倒す(その3)

前の記事では、参照型教材(いわゆる参考書だけでなく用語集や例文集も含まれます))を常に手元に置かせ、頻繁に使わせることで得られるメリットを考えました。 実際の文章を読んだり課題を解いたりしながら、機会あるごとにページを開き、使い倒してきた参照型教材は、学習者にとって学びを進めるときの大きな拠り所になっているはずです。 使いな…
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参照型教材を徹底して使い倒す(その2)

実際の作品を読み進めるなかで、そこに含まれる言語材料をひとつひとつ拾い上げ、じっくりと吟味していくというやり方に対し、とりあえず基本文法はひと通り先に学ばせようというアプローチがあります。 前の記事では、そのアプローチが抱えるリスクと、リスクを抑えるには主教材を進める中で参照型教材を頻繁に参照させることが必要とお伝えしました。本日…
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参照型教材を徹底して使い倒す(その1)

例えば古典の授業では、まとまりのある文章を題材にした読解指導に入る前に、文法をひと通り勉強させるという手順を採ることがあります。ある程度の体系的な理解を作ってからでないと読解に入ってからも躓きが多くてスムーズに進めないという事情からの選択でしょう。 英語でも、主教材と切り離して単語集や例文集を個々に覚えさせていくのは「普通」ですし…
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負荷調整は、得意/苦手の分布を見極めて

“その科目が得意か苦手か”――生徒自身に意識によって、負荷(課題の難易度など)に耐えられる力が異なります。得意と考える生徒は、チャレンジングな課題を与えられた方がより強固な手応えを感じ取り、苦手な生徒はちょっと難しいと感じただけでも諦めてしまうと考えれば、無理からぬことと思えます。 実際のデータを見ても、以下の通りです。 ●…
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活動性を高めて苦手意識を抑える

討論や練習、作業などの活動を通じて生徒が充足感を得ているクラスほど難しい課題にチャレンジさせても苦手意識を作らせにくいようです。 課題や授業内容を難しくしていくと生徒の意識は「得意」から「苦手」にシフトしていくのが普通ですが、生徒自身が能動的に学びに関わる場面を作ることで、苦手意識の発生を遅らせることが出来そうです。 …
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