テーマ:活動性を高める方法と効果

活動性を高める方法と効果

1 活動性を高め、成果を可視化する1.1 アクティビティと学習効果 1.2 活動の成果を可視化する 1.3 練習場面での成果確認 1.4 チェックリストを用いた目標提示と達成検証 1.5 "アクティブ・ラーニング"で学習時間が減る? ★ 1.6 対話によって学びはどこまで深まったか 1.7 活動させるだけでは学ばせたことに…
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活動させるだけでは学ばせたことにならない

授業のデザインでは、従来の「教えること」から「学ばせること」に発想を切り替えていく必要がありますが、生徒を学習活動に取り組ませることを自己目的化してしまえば、深く確かな学びは実現しません。 よく言われる「教え過ぎない」というのは、生徒に取り組ませるべきことを不用意に肩代わりしないということですが、これを曲解してしまったのか、「生徒…
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できない? やらない? やらせてない?

本来ならば生徒自身に挑ませて完遂を求めるべきことを、先生が不用意に先回り/肩代わりしてしまうと、生徒は自力でできるようにならなければいけないことをいつまで経ってもできないままだったりします。 学習者としての自立を促すためにも、主体性の及ぶ範囲を膨らませるためにも、生徒にやらせずに先生が肩代わりしていたことがないか、これまでの授業を…
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チャイムから生徒が活動を始めるまで何分かかる?

授業開始のチャイムが鳴ってから、生徒が最初の活動を始めるまでにどのくらいの時間が掛かっているか意識したことはあるでしょうか。各地の学校をお訪ねして授業を参観させていただくときに様子を観ているとクラスごとに状況は実に様々です。 ちょっとした余談を挟んだり、連絡事項を伝えたり、あるいは生徒が授業の準備を整えるのを待ったりしている間にも…
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演習中にワンステップずつ進める板書

ひと通りの説明を終えて、生徒に問題演習や作業などを始めさせたら、そこから先はできるだけ生徒の活動を止めないようにしたいものです。指示や説明を追加するのに先生が口を開いてしまっては、生徒は先生の話を聞くために思考や手元の作業を止めてしまいます。 こうした場面では、生徒の様子を観察してタイミングを見極めつつ、口を開かず黙って板書の続き…
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不用意な“待て”をかけない #INDEX

せっかく動き出そうとしている生徒に不用意な"待て"をかけてしまっている場面はないでしょうか。生徒は3年間の高校生活で、のべ2,625時間の授業を受けていますが、もしストップが掛かっている時間をこまめに削ることで毎回5分ずつ浮かすことができたら、10%に相当する260時間以上も授業時間枠の拡大を図ったのと同じことになります。 ※50分×…
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不用意な“待て”をかけない(その4)

生徒は取り組むべきタスクがないときに手を止めてしまい、その時間の蓄積が1年間、3年間という長いスパンでは大きなロスとなり、学びの総量を減らしてしまいます。このシリーズの前3稿で触れたような場面に加えて、生徒に注意や指導をするときや、指名した生徒が答えられずに窮しているときにも、同じようなことが起きてしまいます。 教室内で生徒に不用…
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不用意な“待て”をかけない(その3)

授業計画の中に配列した学習活動に生徒が着手できるだけのレディネスを備えているのに、先生方が指示や説明などを重ねては生徒に「待て」を掛けているようなもの。学習活動に充てられる時間を圧迫しますし、仕上げる時間が足りなくなれば、学びは深く確かなものになりません。 生徒が既にできるようになっていることをきちんと見極めて、不必要なところでは…
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不用意な“待て”をかけない(その2)

生徒が出来るようになっていることをきちんと見極めて、上手に「手を放していく」ようにしたいものです。数学や物理などで初見の概念を学ばせるときだって、それまでの勉強をしっかり積み上げてきた生徒には例題の解説を読んで理解したうえで類題や練習問題を自力で解き進めさせるのは十分に可能なことではないでしょうか。 理解の早い生徒には次にチャレン…
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不用意な“待て”をかけない(その1)

生徒の側ではとっくに準備が整っているのに、先生がいつまでも指示や説明を繰り返している場面は思いの外たくさん見かけます。 先生が話を終えるのを待っている間に活動に当てる時間がどんどん減っていきますし、生徒のやる気や集中力も削がれていきます。くれぐれも余計な「待て」は掛けないようにしたいものです。 2015/06/29 に公開し…
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ひとつの教材を扱う中で4技能を養う(その1)

新課程のベースとなった「21世紀型能力」では、言語、数量、情報の各スキルが「基礎力」と定義されていますが、英語は国際化がさらに進む社会において、すべての教科を学ぶための基礎として、これまで以上に重要なポジションに置かれます。 英語学習が直接的に目的とするところは「4技能のバランスの取れた獲得」であることに間違いありませんが、他教科…
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失敗を積極的に経験させる#INDEX

生徒に限らず、人は失敗をしながら学ぶのだと思います。既にできるようになっていることしかやらなければ、失敗のリスクは小さいでしょうが、そこに大きな成長は見込めないはずです。達成感も希薄でしょう。 今できることの少し上に挑んでこそ、それをクリアするのに現状の自分に足りないものに気づけます。既に跳べる段数の跳び箱を繰り返しても飛べている…
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失敗を積極的に経験させる(その2)

失敗を積極的に経験させるといっても、誰しもわざわざ失敗などしたくないものです。前稿に触れたような「失敗を重ねて自己効力感を弱め、学びが消極的なものになるのを抑える工夫」を凝らしても、それだけでは失敗のリスクを冒してまで積極的に挑戦する姿勢は生まれません。 ものごとに積極的にトライする姿勢を生徒に取らせるには、失敗への不安を上回る強…
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失敗を積極的に経験させる(その1)

何かにトライして上手くいかないことは、確かに楽しい体験ではないでしょうが、失敗してこそ学ぶものがあることもまた事実。すでに出来るようになっていることだけ繰り返していては、もう一段上を目指すのに足りないものがあっても、それに気づく機会すら持てません。 失敗を恐れて尻込みをしていては、重ねるべき経験をやり過ごし、進歩にもブレーキがかか…
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主体的・対話的で深い学びをデータから考える

主体的・対話的で深い学びの実現に向けて、生徒が自ら(=主体的に)学びに取り組むための学習活動/アクティビティを用意し、課題解決に向けた協働の中での生徒同士の話し合い(対話)を増やすなど、先生方は日々の授業に工夫を重ねておられることと拝察いたします。 そうした工夫を積み重ねる中で、その成果を定期的に確かめていく必要があろうかと思いま…
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学習効果に直結する活動性、それを支える視覚情報

授業内での活動性を高めることが学習効果の実感に直結することは、これまでの記事でもお伝えしてきましたが、一見したところ授業内活動とは何の関係もないように思える「わかりやすく整理された板書や資料」が、活動性の向上に大きく貢献していることを示すデータがあります。 2018/07/30 公開の記事をアップデートしました。 ❏…
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"アクティブ・ラーニング"で学習時間が減る?

所謂「アクティブラーニング的な要素を取り入れた授業」が広く行われるようになった学校で、生徒の平均学習時間が減っているというデータがありました。興味がわいて調査してみたところ、ひとつの学校の特異な事例ではありませんでした。 自己評価や学習時間調査の方法は各校それぞれであり、また精度も良くない訊き方をしていることもあり、集計結果を鵜呑…
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限られた授業時間を有効に使う

新課程への移行で、「各単元の学習内容をしっかり理解させ、知識として定着させた上で、且つ思考力や判断力、表現力も高める」という高い要求が教室に向けられます。これまで以上にやるべきことが増えるのは明白ながら、授業時間は基本的にこれまでと変わりません。 この結果、当然ながら、「授業時間をいかに有効に使うか」がこれまで以上に重要な課題とな…
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積極的に学ぶ姿勢(記事まとめ)

積極的に学ぶ姿勢を生徒一人ひとりに持たせたいというのは、先生方のどなたもが抱く思いでしょうが、言うは易く、その実現は中々たいへんです。学びへの積極性を引き出すには、それを構成する要素群を正しく想定し、その一つひとつを着実に成立させていく必要があります。 如上の構成要素の想定(=問題の切り分け)には、生徒が学びに消極的になる場面とそ…
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対話によって学びはどこまで深まったか

主体的、対話的な深い学びを構成する要素のうち、主体性を持った学びに欠かせない【学習方策】と【目的意識】につき前々稿、前稿でデータ解析の結果に基づいて考察を行いましたが、本稿では「対話的な深い学び」にフォーカスしてみたいと思います。 なお、主体的、対話的な深い学びについては、拙稿「主体的・対話的で深い学びの実現に向けて(全3編)」で…
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活動性と学びの成果を繋ぐ鍵~課題を通じた目標理解

別稿でも書いた通り、授業時間内における学習者の活動性は以前と比べて高まっていますが、せっかくの活動が学びの成果につながっているかと言えば、必ずしもそうとは言えないケースも見受けられます。 様々なアクテビティが授業時間内に配列され、生徒も反応よく活動していても、学びの目的であるコンピテンシーの増大という結果が伴わなければ、授業内の活…
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アクティビティと学習効果

授業内の活動を通して参加意識や充足感を得られることと、そこでの学習を通じて学力向上や自分の進歩を実感できることとは、単純にイコールではないようです。 2015/07/17 公開の記事をアップデートしました。 以下のグラフ(散布図)は、生徒による授業評価アンケートのデータを元に、授業内での活動に生徒が得る充足感と、授業を通じて…
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積極的に活動させるツボ #INDEX

高大接続改革や新課程を目の前に、知識・理解、思考力・判断力・表現力、協働性・主体性・多様性をバランスよく伸ばす指導方法の確立は先送りできない課題です。 主体的で対話的で深い学びを実現するには、解くべき課題を与えて生徒が自ら/協働で解法を考える場を作る必要がありますが、そうした授業内活動を含む授業をデザインしても、生徒が積極的に参加…
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積極的に活動させるツボ(その3)

生徒が協働で課題の解決に当たる場を計画的・継続的に創出・確保することは、社会生活で求められる「協働性・主体性・多様性」を獲得させるために今後ますます重要になります。しかしながら、限られた指導時間をやりくりして授業内にその機会を作ったとしても、生徒がそれを活かしきるだけの準備が整っていなければ所期の目標は達成できません。 教科学習指…
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積極的に活動させるツボ(その2)

授業内の活動に生徒を積極的に参加させるには「失敗への恐れなどを上回る強い動機」を与えることが大切であると別稿で書きました。アクティビティを配列するだけでは目的意識のない「やらされ感」が先行するばかりですし、外圧で行動を促すだけでは外圧が解けたときに生徒は行動を取らなくなります。 こうした手段に拠らず、簡単にはさぼれない環境を作り、…
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積極的に活動させるツボ(その1)

授業内活動の充実が、学習効果を高めたり、苦手意識を抑制したりする効果をもつことは、以前の記事でご紹介したデータ(下図)でも確認されています。対話による気づきの交換や活動を通した様々な体験が学びを深くしますし、教え合い・学び合いが不明の解消に役立つことなどが、こうした相関の背後にあると考えられます。 また、協働性・多様性・主体性…
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発言がなかなか出ない/思考が膨らまないとき

授業中の活発な発言や思考を促そうと、様々なアクティビティを仕掛けてみても思ったように生徒が動いてくれないことも少なくありません。生徒が自力で/協働で解決すべき課題を与えないと、活動が自己目的化し、盛り上がりにも学びの深まりにも欠けてしまいます。 しかしながら、しっかりお題を与え、生徒が考え/話し合う場を作ってみても、戸惑いもあるの…
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新しいことに生徒が戸惑いを見せても

生徒をそれまでやらせたことがないことに挑ませれば、最初の戸惑いは当たり前のこと。例えば、拙稿「教科書をきちんと読ませる」や「質問を引き出す」でご提案したような活動でも、教室に初めて持ち込んでみたときから何の障害もなくスムーズに運ぶのはむしろレアケースです。 最初のトライで上手くいかないからといって、その後の挑戦を止めてしまっては生…
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どんな問いを立てるかで授業デザインは決まる

どんな問いを立てて教室に持ち込むかは、授業の成否を分ける最大のポイントだと思います。拙稿"学習目標は解くべき課題で示す"で申し上げた通り、「問い」は学習者にとって取り組むべき課題そのものです。 従来は「導いた結論が何か」が問いの主流でしたが、高大接続改革以降の入試では、どうやってその結論を導くかが問いになるシーンが増えそうです。こ…
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できることはどんどんやらせる~生徒の邪魔をしない

授業中は集中して話を聞かせたい、家庭学習にきちんと取り組ませたいと思うのは、教える立場にあれば当たり前かもしれません。その思いからか、先生方からのこんな発言を耳にすることがあります。例題と同じ問題を使って説明すると、生徒は「教科書に丁寧な説明があるからそれを読めばいいや」と話を聞かなくなる。だから、少しアレンジした問題を使うようにしてい…
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