テーマ:思考力と表現力を養うには

思考力と表現力を養うには

1 学力の三要素、高大接続改革に向けて1.1 学力の三要素とは~もう一度考えてみました 1.2 考察:大学入学共通テスト&高大接続改革 モデル問題(共通テスト)を見て #1国語 モデル問題(共通テスト)を見て #2数学 新共通テストの採点基準~正しく適用できる力1.3 大学入学共通テストで求められる読解力 1.4 PISA…
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表現力を高める指導

表現力は、思考力・判断力とともに、学力の重要な部分を構成します。志望大学の入試に記述・論述問題が課されているかどうかに拘わらず、自分の考えに他者の理解と共感を得る必要は、日々の活動を送る中にも多々あります。合理的な思考がきちんとできていても、表現力の不足がボトルネックとなっては、持てるものを十分に発揮できません。 各教科の学習指導…
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問いをテーマに授業を考える(まとめページ)

どんな問いを立てて授業をデザインするか(学習活動を配列するか)で生徒がそこで学べるもの/獲得できるものはまったく違ってきます。 新課程への移行で学力観が大きく変わった今、「生徒に何を問い、何を考えさせるか」「授業の中で問いをどう使うか」は、改めてじっくりと考えてみる必要があるのではないでしょうか。 こうした考え方に基づいてこ…
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身の回りの問題を多角的に捉えさせる

身の回りに起きていることの中にも様々な問題があり、それらの多くは日々の授業や総合的な探究の時間の中に、学んだり、解決策を考えたりする機会を持ち得ると思います。 各単元の学習の中で扱うことができるものもあれば、単元を跨いだ融合問題を設定することで学習機会が作れるものもありますし、他の教科と連携した合教科型学習、探究活動で扱うのが好適…
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正解がひとつに決まらない問題

別稿で取り上げた「学習型問題」と並び、近年の入試で出題が見られるようになったものに「答えが一つに決まらない問題」があります。 答えが一つに決まらないのと「答えが存在しない/解答不能」は全くの別物です。論理的に(=理屈で考えれば)成立する様々な答えがあり得る/一つに限られないというだけのことです。 社会に出れば、こういったタイ…
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学習型問題への対応力を養う

2020年の高大接続改革の前後から「学習型問題」をよく見かけるようになりました。教科書では扱われていない、つまり生徒がそれまで学んだことがない事柄についての説明や資料を読ませ、そこで得た理解を土台に問いに答えさせたり、意見を述べさせたりするものです。 以前はごく一部の大学に出題が限られましたので、個別指導でも対応ができましたが、出…
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問いのあり方に焦点を置いた授業研究

以前の記事で、教室でしかできない学びを充実させるべく、授業は問いを軸に設計するのが好適と申し上げましたが、これを裏返して考えるとターゲットに設定した問いによって、授業の質/生徒がそこで学べることが大きく変わってしまうということです。 先生方が集まって「より良い授業」を目指した研究や研修を行うとき、教え方や学ばせ方に焦点を置くケース…
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しっかり音読、問いを立てて理解の深化(英語の授業例)

ある学校を訪ねて参観した英語の授業では、教科書本文の音読を様々なバリエーションで徹底的に行った上で、生徒が3人1組になって本文の内容に関する「問い」をそれぞれ作っていました。A君の問いにはB君が、B君の問いにはC君がといった具合に互いに答えを作ります。 音読を重ねる中で、英文の構造なども十分に把握し、内容を捉えていく様子が見て取れ…
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思考力を鍛えるのは、教える前が勝負

生徒の思考力を鍛えられるのは「正解や解法を示すまで」です。答えや解き方がわかった後にできるのは、「なるほど、そうか」と納得できるまで解に至る過程を辿り直してみることくらい。そこでは、解法を考え答えを導き出すために重ねる思考の大半を生徒は自ら体験できません。 答えを導くべき問いや解決すべき課題を与えたら、生徒が十分に思考を尽くすまで…
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「正解ありき」で教えていないか?

問題の解き方などを説明するとき、当然ながら、先生方は答え/正解も知っていますし、そこに辿り着くのに最適なルートも分かっています。 そのため、うっかりすると「ここに補助線を引けば、〇〇の公式が使えます」「空所に〇〇を補えば、こういう構造ができて…」といった解説をしてしまうこともたびたびではないでしょうか。 このやり方では、スマ…
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教科書内容の理解を「学びのゴール」としない

教科書や資料に書かれたことを正しく理解することは、いかなる場面においても大切なことであり、ないがしろにすることはできません。当然ながら、教科書をきちんと読ませることを通じて、書かれていることを自力で読んで理解する力もしっかり獲得させたいところです。 しかしながら、新しい学力観の下では、学びのゴールは「教科書や資料の内容を正しく理解…
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学力観の変化は良問と悪問の分け方を変える

良問とは何かという問いには様々な答えがあろうかと思いますが、良問であるために外せない要件のひとつが「求められる学力を正しく点数に換算できること」であることに異論はないと思います。 パフォーマンスモデルからコンピテンシーモデルに学力観の更新が進む中、従来なら「良問」とされていた問題も、今後は「測定すべき学力が点数に換算できない」こと…
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新しい学力観にそった授業と家庭学習の再設計

新課程への移行で学力観が新しいものに更新されていく中、家庭学習にも「学ばせ方の変化」に応じた新しい形が求められるようになるのは、既に以下の拙稿などでもお伝えしてきた通りです。  ■ 学ばせ方の転換で、家庭学習の充実が求められる  ■ 教室でしかできない学びを充実~問いを軸に授業を設計 当然ながら、単純に授業外学習時間の延伸…
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複数テクストの比較で試す「読解力」

大学入試問題では、複数のテクストを取り上げた問題が見られるようになり、注目を集めています。今年の大学入学共通テストの国語でも小説の本文と併せて、当時の新聞に掲載された批評が資料として与えられ、両者を読み比べて答えを導く問題がありました。他教科の問題でもどのデータに当たるべきかを考えさせたりする設問が登場しています。 ❏ 新課程…
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学習方策は課題解決を通して身につく

ある単元を学ばせるときに「不明を残さずに理解させること」だけを目的とするなら、先生が丁寧に教えてあげればそれで十分かもしれませんし、ある問いに正解を導くことだけを目指すのであれば、手順をきちんと示してあげることで、当座の目的は達することができると思います。 しかしながら、このアプローチでは「学び方を学ばせる」という要素が欠落する可…
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答案を正しく評価できているか

別稿「学力観の変化は良問と悪問の分け方を変える」でも申し上げた通り、高大接続改革以降の入試で出題の増加が予想される「答えが一つに決まらない問題」などの新しいタイプの問題では、採点基準の在り方しだいで、設問は良問にも悪問にもなり得ます。 答案を正しく評価することは、生徒の学びを正しい方向に導くことにほかなりません。新しい学力観に沿っ…
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学びの深さ~どれだけ問いを重ねたか

学びや思考の深まりには、「結論を得るまでにどれだけの問いを立てたか」というモノサシを当てることで測れる部分もあるように思えます。 問われて考えたり、調べてしてみたりすれば、そのたびに「なるほど、そういうことなのか」という気づきが生まれ、その気づきの積み重ねで生まれた「厚み」こそが学びの「深さ」であると考えるのも、あながち的外れでは…
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生徒が立てた問いを起点に作り出す対話と学び

授業準備や導入フェイズでの課題として「生徒に問いを立てさせる」ことや、教室での学びをひと通り終えた段階で「質問を引き出す」ことの効果については、それぞれの記事でも触れてきました。 問いを立てさせるのも、質問を引き出すのも簡単なチャレンジではありませんが、出てきた生徒の問いや質問をどう扱うかにも、様々な工夫が考えられるところです。各…
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対話により思考の拡張を図り、観察の窓を開く

授業内に生徒が活動する場を作る目的は、解くべき課題を与えて発動させた思考を「対話を通じた知識や発想の交換」で拡張させることに加えて、生徒の頭の中で何が起きているかを把握するための「観察の窓」を開くことにあります。 沈思黙考という言葉もありますが、一人の頭の中だけで考え得ることには限界があります。それ超えていくためには対話を通じた思…
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判断力をどう考え、育て、評価するか

新課程が求める学力の3つの柱の2番目には「理解していること・できることをどう使うか(未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」の育成)」が挙げられていますが、この能力・資質の育成には各教科の学習指導でも常に十分に意識を向ける必要があります。 育もうとする以上、それらが何を意味しているのか、校内で共通認識を作っておかなけれ…
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授業の中で思考力を鍛える

新しい学力観の下で、思考力を鍛えることの必要性への認識はますます高まってきています。なかなかすっきりした定義が難しい「思考力」ですが、大きく分けると「分析的な思考力」と「統合的な思考力」に分けてから考えるようにするとストンと落ちることが多いように思います。 分析的な思考力与えられた問題を分析的に思考・判断する力統合的な思考力複数の…
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出題研究を通して"問い方"を学ぶ

獲得した知識・理解を活用して解決する課題を軸にした授業デザインを採ることで、「学習目標の把握」「授業内活動の充実」「理解確認の徹底」といった学習効果を高めるための必須要件をほぼすべて整えることができるのは、別稿「知識活用の機会を整えて授業改善を加速」でご紹介したデータ(下図:同記事より再掲)が示す通りです。 ここで問題にな…
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入試問題を授業の教材に使うときに

新課程への移行に先駆け、新しい学力観を取り入れた出題も、意欲的な大学・学部では既に見られるようになっています。いよいよ新テストも始まりますので、これから暫くは、大学入試問題ウォッチに例年以上の力を入れて、新しい学力観の下での学ばせ方を模索しましょう。 出題研究を通して"問い方"を学ぶ ことは、先生方ご自身の持つ学力観を更新するのに…
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生徒に問いを立てさせる(続編)

以前に起こした拙稿「生徒に問いを立てさせる」では、問いを立てることは教材に深く関わることであり、問いを立てることで学びは広く・深いものになる、ということを申し上げました。 どんなジャンルの文章でも、問いを立てながら読むことで初めて書き手との対話が生まれます。グラフやデータ、あるいは絵画などの言語以外の方法で表現されたものも同じです…
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学びを深める、問いの立て方とその使い方

別稿「どんな問いを立てるかで授業デザインは決まる」でも申し上げたことですが、「問いの立て方」とその「使い方」は、授業を通した学びの成果(深まりと広まり)を大きく左右します。 問いを起点に展開する様々な学習活動が、生徒一人ひとりの学びをより深く広いもの、確かなものにするには、どんな問いを立てるのが良いのか、時には立ち止まって考えてみ…
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発言がどこから生じているのかに思考を巡らせる

文章を読み、あるいは発言を聞いて、表現されている内容を正しく理解することは大切であり、「読むこと」の第一の目的であることに異論を差し挟むつもりは毛頭もありません。 しかしながら、時には直接的に表現されていることの奥にあるもの、主張の根拠や、発言に込めた意図、筆者のバックグランドや根っこの思想まで推し量り、さらには「この場面ならこの…
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生徒の答案をシェアして作る学び(相互啓発)

賛否が分かれるイシューなど、答えが一つに定まらない問題を扱うときは、生徒一人ひとりに個人ワークとして取り組ませるだけでは、発想も広がらず、多様な考え方を踏まえた上での答えに辿り着くのは容易ではありません。生徒同士が互いの気づきを交換する場として、協働や討論などの活動を授業に組み込むことが不可欠です。 当然ながら、グループでの話し合…
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質問に答えて不明を解消してあげる前にやるべきこと

生徒が問題演習を行ったり、実験や話し合いに取り組んでいたりするときに、先生方が机間指導をしながら生徒の質問に答えるシーンは日々の授業で頻繁に見かけるものです。 わからないことがあったら訊くようにと声をかけ、出てきた質問のひとつひとつに丁寧に答えていくのは、親身になって生徒を指導している姿そのものにも見えますが、よくよく考えてみると…
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主体的、対話的な深い学びへ~授業評価アンケート

新課程への移行がいよいよ目前に迫りました。新しい学力観にそった学ばせ方への転換を図る中、新しい学力観に基づく評価方法の導入も併せて進めなければなりませんし、高大接続改革に備えて考査問題も新しいスタイルに切り替えていく必要があります。その流れの中で、授業評価アンケートの質問設計の更新もまた喫緊の課題の一つです。 2019/04/…
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学習内容が同じでもアプローチによって学びの質は異なる

生徒にとって新しい単元を学ぶのは、歩いたことのない道を歩き、訪ねたことのない目的地を目指すようなもの。歩き方にも色々とあります。以下の3つのシチュエーションを思い浮かべてみてください。 先導する先生にくっついて、先生が決めたルートをただ歩く。ゴールまで歩き終えたら、通ってきた道を地図上で確認する。事前にゴールまでのルートを考え、地…
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