テーマ:進路意識形成を支える指導

目標を見つける入り口~日々の学びでの興味・関心

目標を持った状態で巣立たせるには、日々の学びの中に興味や関心を見つけてもらうことがスタートです。興味は自力で考え工夫して達成したこと(=できるようになったこと)の中に生まれ、関心は「自分事」として認識できる課題に触れて芽生えてきます。 せっかく生まれた興味・関心もそのままにしては、深化・拡張することなく埋もれてしまいます。機を逃す…
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目標を持った状態で巣立たせる

各地の学校が特色ある学校づくりに取り組んでいる以上、実現を目指している教育の価値とその成果を示す指標にはもっと様々なものがあって良いと思います。例えば、卒業に臨んで「私はどうしてこの進路を選んだ、この道でこんなことをしてみたい」との思いをしっかり抱き、言葉にできる生徒の割合などは、その一つになり得るはずです。 大学入試でも志望理由…
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調べたことの先に~新たな知と当事者としての関わり

探究活動や課題研究のプログラムを作って導入して生徒に取り組ませるとき、「何を目的とする活動か」という根源の問いに先生方がどのような答えを共有しているかはとても大事なことだと思います。探究活動には様々な役割がありますが、以下の2つは他の活動では代替困難です。既に知られているところの先を解明する(=新たな知を生み出し、より良い社会を作る方法…
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進路意識形成を支える指導

1 興味を追いかけ、しなやかに選択を重ねる1.1 キャリアは選ぶものではなく重ねるもの 1.2 カッコつきの“キャリア教育の充実!”に思うところ 1.3 調べたことの先に~新たな知と当事者としての関わり 1.4 志望理由を言葉にしてみる~ゼロ学期の始まりに 1.5 起業家教育について考えるところ 2 進路指導で育む“選択の力”…
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ゴールを決めて最短距離?#INDEX

社会の変化が加速する時代にあって、様々な研究者が予測していたことが現実に近づいていることを実感します。曰く、2011年に米国の小学校に入学した子供の65%は大学卒業時に今はない職業に就くだろう。(ニューヨーク市立大学キャシー・デビットソン教授)今後10~20年程度で、米国の総雇用者の47%の仕事が自動化される可能性が高い。(オックスフォ…
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ゴールを決めて最短距離?(その2)

知らないことや経験したことのないことが山ほどあり、認知の網を十分に張れていない高校生に、脇見や寄り道をせずに「10年後、自分が何をやっているか」を考えてまっすぐゴールを目指せ、というのはあまりにも酷。選択肢を見せる前に正解を選べと言っているようなものです。 前稿で繰り返し使った「偶然との出会い」を生徒が持てるよう、社会との関わりや…
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ゴールを決めて最短距離?(その1)

将来なりたい仕事を見つけ、そのためにはどんな学部・学科で学ぶのが最善かを逆算して考えるという、広く行われてきた進路決定の方法は今後ますます難しくなるように思います。ゴールとして目指していた仕事が10年、20年先にも存続している保証はありません。 ゴールだけを見つめてそこに到達する努力を続けたあげく、辿り着いてみたら目指していたもの…
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受験学年のスタートに向けて(まとめ)

早いもので、今日から2月です。4月に最上級生となる現2年生が迎えた「ゼロ学期」もすでに三分の一が経過したことになります。受験学年としての心構えを作らせ、受験に団体戦で挑めるクラスを作るには、年度末までのこの時期での準備がとても重要です。 昨日までに起こした記事をまとめました。お時間の許すときにご高覧いただければ光栄です。 …
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進路意識の高揚を目的とした講演会の企画

進路意識へ高揚を図ることを目的に、生徒が目標としている大学に進んだ卒業生や、その大学の入試広報担当者を招いて講演会を実施することがありますが、せっかくの企画も単発のイベントに終わってしまい、継続的な効果をもたらしていないケースも少なくありません。 進路行事が、進路意識の継続的な高揚や受験生としての個人/集団レベルでの成長という所期…
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卒業を前に改めて考える、大学に進んで学ぶ理由

2月に入れば続々と合格の知らせが届くでしょうし、既に進学先が決まった生徒も多いはずです。進路が決まったのは喜ばしいことですが、生徒一人ひとりが「なぜ大学で学ぶのか」という問いに自分の答えを持っているか、この段階で改めて確かめる必要もあるように思います。 どの大学・学部に進むか選ぶときは「大学で何を学ぶか」が問いの焦点ですが、大学に…
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総合的な探究の時間

中教審のワーキンググループが、高校の「総合的な学習の時間」の名称を「総合的な探究の時間」に変更する案をまとめたとの報道があったのは2016年6月17日のことでした。その後、2018年7月公示の学習指導要領解説でその具体的な内容が明らかになりました。新旧課程比較対照表「総合的な探究の時間」新学習指導要領解説「総合的な探究の時間」今回の改訂…
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ポートフォリオの円滑な導入と効果的な活用に向けて

高大接続改革に向けてポートフォリオの導入が始まっています。プラットフォームは様々な事業者や機関が提供しているものの、使う側である高校では運用方法について試行錯誤が続いている段階のようです。大学がどんなデータを求めてくるかはっきりしないので運用方法の検討を進められずにいるとの声も方々で聞かれます。 しかしながら、ポートフォリオは学習…
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探究から進路へのきっかけを作るプラスαの一問

拙稿「知識をどこまで拡張するかは個々のニーズに合わせて」では、クラス全体に与える必達課題と学力に余裕のある上位生に挑ませる任意課題を併用することで、複線的にゴールを構えることをご提案しました。もう一歩踏み込んで、その科目で学ぶことの先を上級学校に進んで専門的に学びたいという生徒への一問も用意してみたいところです。 &#1006…
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準備が整わないうちに選択を迫っていないか

進路形成は大小さまざまな選択の積み重ねであり、ある局面での選択によってその先に見える景色が違ってきます。もちろん、選択のやり直しはいつでも可能ですが、ある分岐点を右に曲がった場合、左に折れたら見えたはずの光景(≒興味や関心)に出会うチャンスは小さくなります。 選択の機会に臨ませるとき、拙速な結論を出させないよう、そこまでに踏むべき…
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考察: 大学入学共通テスト&高大接続改革

2020年の高大接続改革もいよいよ近づいてきと感じます。新テストに最初に挑む世代もすでに中学3年生。来年は高校に入学してきます。高校の教育成果は3ヵ年の積み上げですから、本年度のうちに対応準備を進めたいところ。 まだ全容が見えているわけではありませんが、現時点で見えているところから、やるべきところをしっかり考えていくべきだと思いま…
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高大接続改革では"探究活動"と"行動評価"にも注目

先週16日に検討・準備体制などが発表された「大学入学共通テスト(仮称)」 では、英語の外部検定利用や国語と数学の記述式問題などが話題になっていますが、「第1回、第2回モニター調査実施結果の概要について」 や文科省HPで公開された「高大接続改革の進捗状況について」 なども注目箇所があります。 ❏ 探究活動への取り組…
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先輩の経験から間接的に学ぶ機会

卒業生を招いて行う進路行事では、様々な世代からそれぞれの経験を踏まえたメッセージを在校生に伝えてもらうことに大きな意味がありそうです。先日公開の拙稿「合格体験記は誰に書かせるか」 とも通底しますが、在校生が、先輩たちの経験から学び、これからの自分に向き合うきっかけとして整備すべき機会です。 ❏ まだ経験していない…
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卒業生を招いて行う進路行事(その2)

卒業生を講師として招いて行う進路行事では、卒業生が今どのフェイズにいるかで伝えてもらいたいことが異なります。昨日の記事では、「難関大に合格したばかりの生徒」「大学で前期を過ごし、ひと通りを経験した卒業生」「専門課程に進んだ学生」 などに話して貰いたいことを思いつくまま並べてみました。 もう少し年代が進んだときに話してもらいたいこと…
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卒業生を招いて行う進路行事(その1)

卒業生を講師に呼んで行う進路講演は多くの学校で見かける行事です。進路希望を叶え、新たな世界で頑張っている先輩の姿に自分の未来を重ねてやる気を出してくれる後輩たちも少なくありません。 ❏ ある段階を経て伝えられるようになること 卒業生とひと括りにしても、その立場は実に様々です。ある年代/フェイズにいる一人が話…
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探求活動の目的から考えるテーマ選び

次期学習指導要領で、高校の「総合的な学習の時間」 から 「総合的な探究の時間」 に名称を改めるとの方針が発表されてから約1年がたちました。高校が新しい教育課程に移行するのは5年後の平成34年ですが、それを待たずに様々な新しい取り組みが始まっています。 ❏ 探究型学習を通じて目指しているもの 探究活動が目的と…
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進路希望を作るまでの活動を確かめる#INDEX

生徒一人ひとりの進路希望を把握することは大切ですが、それ以上に着目すべきは、進路意識を形成し、進路希望を具体化するまでに生徒一人ひとりが踏むべきプロセスをきちんと踏んでいるかどうかを確かめることではないでしょうか。自らの選択の結果に向き合える状態に生徒を導く上で欠かせません。 とりあえずの選択を看過しては、生徒自身にも益はないはず…
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進路意識形成について意識を質し、内省を促す

前回、前々回と、進路希望調査を行うときに注意したいことや、学問の細分化と学際の拡大とで進路希望を作るのに文理選択から学部・学科を絞っていくというこれまでの手法に限界があることについて考えるところをまとめてみました。 改めて考える機会を持ってみて、進路希望を作ること自体が、以前に比べてとても難しくなっているのだと強く感じています。 …
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学部・学科調べに、学問探究という入り口も

昨日の記事で、進路希望を調べるときは、前段階の確認も併せて行うことが大事だと書きましたが、大学を選ぶのが先か、学部・学科を選ぶのが先かと言えば、当然ながら、後者が正解ですよね。 自分の興味を満たしてくれる学科、学んでみたいことをきちんと学べる学科を探すことが先決です。 その学科を設置している大学をピックアップして、自分の求め…
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進路希望を調べるときは、前段階の確認も併せて

新年度を迎え、生徒一人ひとりの進路希望を調べる機会もあるかと存じます。調査票を配って、国公立か私立か、理系か文系かなど、現時点での希望を尋ねたり、大学名や学部・学科を挙げさせるのがよく見かけるやり方ですが、不用意な訊き方をすると、背後に潜む問題点を見落としたり、思わぬ弊害を招くこともありますので、要注意です。 ❏ 選…
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起業家教育について考えるところ

起業家教育という言葉を耳にするようになってだいぶ経ちました。試しに、「起業家教育&高校」 で検索してみたら55万件もヒットしました。 どんな効果があるのかと調べている中、野村総研が行った「起業家教育の普及等に関する調査(最終報告書)」 を見つけました。 ❏ 高校での起業家教育は何をもたらすのか 「情報収集・分析・問…
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進路関連行事に向けた企画・準備・事前指導

3月に入り、本格的な春が近づくのを感じますが、同時に新学期も近づいてい来ています。学年末試験や卒業式が終われば、あっという間に春休み。年間行事予定やシラバスの起草、授業開きへの準備へと忙しい日々が続きそうです。 進路の年間指導計画も、本年度の成果と課題を踏まえて、具体化が進む頃かと存じます。1月下旬に公開した記事をまとめてみました…
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行事にじっくり向き合える、忙しすぎない学校生活

どの学校でも、より良い教育を目指して様々な教育機会の整備がどんどん進んでいます。一昨日取り上げた進路講演も、昨日の記事で書いたワークショップもその一つですが、せっかく作った教育機会なら、意欲的に参加する生徒を増やしたいもの。 参加させないことには、せっかくの企画や準備も実を結びません。生徒だって、参加しないことには、得るものは何も…
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課題解決学習における導入の工夫

昨日の記事では、進路講演などの単発イベントで所期の成果をより確実に得るための工夫 について考えました。進路意識を持たせたり、キャリアについて考えさせたりするこうした機会を、講演タイプではなく、ワークショップ型で運営するケースも増えてきています。 あちらこちらで参観させていただく中で見出した、うまく機能しているケースとそれ以外の違い…
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進路講演などに向けた事前指導

外部から講師を呼んで生徒向けに講演をしてもらうとき、「生徒にどんな変化を期待しているか」 を、明確なイメージとして、現場の先生方が、講演本番を迎えるまでの一定の期間にわたって共有しておく必要がありそうです。 ❏ 一過性のイベントでの効果を確かなものにするには 講演などは、あくまでも一過性のイベントであり、そ…
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進路希望を作る指導[進路意識形成]#INDEX

高大接続改革では、知識・技能、思考力・判断力・表現力を試す学力テストに加えて、学修計画書や志望理由書も選抜の材料として重視されることになりそうです。 となると、入れる大学から選びましたという訳には行きません。 進路希望を作るに至ったストーリーを示し、体験の場、探求の場を通じて、どのように自分に向き合ってきたのかを伝えなければ…
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