テーマ:進路意識形成を支える指導

進路意識形成を支える指導

1 興味を追いかけ、しなやかに選択を重ねる1.1 キャリアは選ぶものではなく重ねるもの ★ 1.2 最短の進路がベストにあらず ★ 1.3 ゴールを決めて最短距離?(全3編) 1.4 カッコつきの“キャリア教育の充実!”に思うところ 1.5 進路を選択する中での「自分を知る」をどう考えるか 1.6 調べたことの先に~新たな知と…
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進路希望を作る指導[進路意識形成](まとめページ)

生徒の進路希望の実現を支えることは、指導に当たる先生にとって大事な仕事の一つであるのは間違いありませんが、それに先立ってしっかり行うべきは、生徒一人ひとりが明確な理由を持った進路希望を持てるところまで、選択に至るプロセスをきちんと踏ませていくことです。 進路希望を作り上げていく過程で、調べるべきことを調べ尽くしていなかったり、考え…
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高大連携や進路関連のイベントに外部人材を活用 #INDEX

進路指導やキャリア教育、探究活動など、校外から講師や助言者などを招いて行う行事/イベントは多岐にわたります。研究や実業の場で日々活躍している人との接点は、生徒にとって大きな刺激と啓発を与えてくれますが、そうした人をただ招くだけでは、生徒の成長(考えや行動の変容)に狙った通りの大きな効果が得られるとは限りません。 行事やイベントを設…
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高大連携や進路関連のイベントに外部人材を活用 #3

高大連携や進路関連のイベントには、講演会や成果発表会など以外にもワークショップ形式のものがありますが、近年、主体的・対話的な学びが重視される流れの中で、ワークショップの形式をとるもの(あるいはその要素を含んだもの)の比率が高まってきているように感じます。 ここでも、外部から招いた人材をファシリテーターなどに上手に活用すると、教育効…
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高大連携や進路関連のイベントに外部人材を活用 #2

前稿で取り上げた外部講師による講演以外にも、校外から専門家などを招いて行う生徒向けの行事には、探究活動や課題研究の成果発表会での指導講評などもあります。「総合的な探究の時間」の導入で、その機会は今後ますます増えていくものと思われます。 発表した成果に対する講師からの指導や講評は、これまでに取り組んできたことをきちんと評価してもらう…
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高大連携や進路関連のイベントに外部人材を活用 #1

高大連携や進路関連のイベントは、生徒に大きな刺激と成長のきっかけを与えますが、先生方だけでなく、参加する生徒にとっても貴重な時間を投じるだけに、費用対効果はできるだけ大きくしたいものです。 指導計画全体で目指していた所期の目的を達成するには、イベントが単発のもので「閉じて」はいけません。計画全体の中で明確な位置づけがなされる必要が…
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体験学習をただの体験で終わらせない

多くの学校が、生徒に様々な「体験学習」の場を用意しています。農村や里山などを訪ねたり、防災活動などで地域社会に関わったり、各校の教育意図から生まれたプログラムには大きな期待が向けられています。 修学旅行や海外研修でも、以前に比べて意図の明確なものが多くなっているのは、先生方もお感じになっておられるところだと思います。 しかし…
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教室の中で「興味が生まれる瞬間」を体験させる

自分が何に興味を持つか、実際にやってみる/経験してみるまでわからないもの。体験の中に興味が生まれます。全く興味のなかったことにチャレンジせざるを得ない状況におかれ、仕方なくやってみたら面白く、すっかりはまってしまったという経験をお持ちの方も少なくないかと。 教室/学校は、生徒の意思に拘わらず、指導計画に基づいて様々なことを生徒に経…
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探究活動と進路指導でポートフォリオに残すログ

学習の記録(成果のみならず、どのような体験をしたか、そこでどんな考え/内省をもったか)を残していくポートフォリオは、生徒が自分の学習をコントロールする「メタ認知」を養うことを意図して作成するものですが、残されたログは様々な場面で活用されることになります。 生徒の指導に様々な立場から関わる先生方が、「ポートフォリオに残されたログをど…
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大きな分岐を前に整えるべき指導機会

進路を決定するまでのプロセスの中、生徒は大小様々な選択を経て自分の未来を拓いていきますが、ある場面で行った選択は、その後の選択肢の構成を変えてしまいます。 選択を間違えたとしても、後戻り/迂回して正しいルートに戻れますがそこには多大なエネルギーを費やすことになります。時間も巻き戻しはできませんので、進路決定までのタイムリミットを超…
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探究活動の目的から考えるテーマ選び

探究活動が目的とするのは、自分を取り巻く世界に、いまだ解明されていないことや解決策が未確立の問題を見つけて、解明や解決に取り組むことを通し、新たな知を創造する方法と姿勢を身につけることに加え、それらの課題に自分はどう向き合うのか/どんな接点で社会に関わっていくのかを考えることにあるのだと思います。  ■ 調べたことの先に~新たな知…
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先に控える選択の機会をいつ認識させるか

進路指導計画を作るときも、それに基づいて実際の指導を進めていくときも、「先に控える選択の機会」をどのタイミングで生徒に認識させるかは、様々なことを想定して決めていくべき重要事項です。 タイミングが早すぎては、今やるべきことに集中しなくなってしまい、その中で得られるはずの成果を逃してしまうリスクを抱えますし、逆に遅すぎれば、準備を十…
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体験のたびに感じたことをしっかり考え、言語化&記録

日々の学校生活の中では、生徒は様々なことを感じたり気づいたりしていますが、それを漠然とした感想に止めず、少し立ち止まって考えを深めさせるとともに、言語化し記録に残すことを習慣とさせましょう。 先生方から聞かされた話や周囲との会話、あるいは授業で読んだ資料など、生徒が受ける「成長のための刺激」は学校生活を送るあらゆる場面に散らばって…
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総合的な探究の時間

来年度の新課程への移行で、高校での「総合的な探究の時間」が本格的に始まります。既に先行導入も広がり、それぞれの学校でプログラムの開発や指導法の研究が進んでいます。 先行研究で得られた知見を活かして、より良いプログラム作りを進めるフェイズを迎えますし、既に行われている実践の中から優れた成果を上げた指導例を抽出・共有し、先生方の協働で…
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卒業を前に改めて考える、大学に進んで学ぶ理由

一般選抜の結果を待たず、既に総合型選抜、学校推薦型選抜で受験した生徒の合格の知らせが届いていることかと思います。生徒が進路希望を叶えて進路を決めたのは喜ばしいことですが、生徒一人ひとりが「なぜ大学に進んで学ぶのか」という問いに自分の答えを持っているか確かめてみる必要もあるように思います。 大学・学部を選ぶときは「大学で何を学ぶか」…
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進路関連行事に向けた企画・準備・事前指導

進路意識形成を目的に外部から講師やファシリテーターを招いた講演会やワークショップが増えているように思います。機会あるごとに見学をさせていただく中、「あれっ?」と感じることも少なくありません。 生徒がなんの準備もせずにその場に臨んでいる講演の内容は良いのに、生徒をうまく巻き込めない事後の指導に繋がらず、単発のイベントで終わっている自…
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行事にじっくり向き合える、忙しすぎない学校生活

どの学校でも教育活動の拡充・整備が進んでいます。新課程への移行で総合的な探究の時間も本格的に始まりますし、進路指導やキャリア教育でも、生きる力に直結する「(21世紀型能力の)実践力」の獲得を図る場が多種多様に設けられるようになってきました。 その中で、生徒が3年間/6年間で経験する行事は、当然のごとくその数を増やし続け、一つひとつ…
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進路講演などに向けた事前指導

外部から講師を呼んで行う進路講演は、普段聞けない話に見聞を広げて新たな世界の見方を知る、生徒にとって大切な成長の機会ですが、何の準備もなくただ話を聞かせるだけでは効果は限定的です。 前もって講演のテーマについて、調べたり、考えたりする機会を設けることで、同じ講演でもそこからの学びは大きく膨らみます。 多忙な日常の中で、生徒も…
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進路意識の高揚を目的とした講演会の企画

進路意識へ高揚を図ることを目的に、生徒が目標としている大学に進んだ卒業生や、その大学の入試広報担当者を招いて講演会を実施することがありますが、せっかくの企画も単発のイベントに終わってしまい、継続的な効果をもたらしていないケースも少なくありません。 進路行事が、継続性のある進路意識の高揚や受験生としての個人/集団レベルでの成長という…
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現2年、現1年に対する、進級を見据えたゼロ学期指導

昨日アップデートした「ゼロ学期を迎えるに当たり~指導計画作りへの下準備」では、新年度を迎えるための校務に焦点を当てましたが、もう一つ忘れてはいけないのが、来春に進級する生徒に取らせる「新年度に向けた準備」だと思います。 春に最上級生となる現2年生は、来年度の履修科目選択の希望を提出したことで「受験生」になる第一歩を踏み出したことに…
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カリキュラムを活かす、目的意識を持った科目履修

各教科の内容をしっかり学習させつつ、21世紀型能力を構成する様々な能力・資質を獲得させるべく練り上げられたせっかくのカリキュラムも必要な科目を必要な生徒が正しく選択して履修してくれないことには、本来備えているの性能を十分に発揮できません。 嫌いな科目を避けたり、受験情報誌などが示すモデルパターンを鵜呑みにしたりの履修科目選択では、…
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探究から進路へのきっかけを作るプラスαの一問

クラス全体に与える必達課題と、学力に余裕のある上位生に挑ませる任意課題を併用することで複線的にゴールを構えることの効用は、以前に別稿「知識をどこまで拡張するかは個々のニーズに合わせて」でご説明した通りです。 本稿で新たにご提案するのは、そこからもう一歩踏み込んだ、その科目で学ぶことの先を上級学校に進んで専門的に学びたいという生徒へ…
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進路を選択する中での「自分を知る」をどう考えるか

進路指導計画は大きく分けて進路意識を形成する過程と進路希望を具体化し実現する過程とがありますが、前者の中に配置されているのが「自分を知る」ことをテーマにしたセクションです。呼び方は学校によって様々ですが、職業や社会を知ること、大学(学部・学科)や学問を知ることとともに3ヵ年/6ヵ年の計画に何らかの形で配列されています。 ❏ 知…
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諦めない心は諦めたくないものを見つけた人に

11月も半ばを迎え、最上級生はいよいよ進路希望の実現に向けて本格的なスパートに入ったものと拝察します。一方で、ここから先は弱気の虫も騒ぎ出しやすい時期。期末考査の終了後は登校日も少なく、周囲の頑張りや先生の励ましに触れ気持ちを新たにする機会も減りがちです。 "受験期はまたとない成長の好機" です。苦しく感じるのは頑張っている証拠で…
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キャリアは選ぶものではなく重ねるもの

進学先や就職先を決めるのは、ここから先、自分がどの道を進んでいくのか(=進路)を選択することです。同時に2つ以上の道を歩くことはできませんから、他の選択肢に後ろ髪を引かれる思いがあっても一つを選ぶしかないのが通常です。この意味では「進路選択」というよく使われる言葉の成り立ちは十分に合理的なものだと思います。 これとは対照的に、「キ…
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進路指導で育む“選択の力”(その2)

進路選択は生徒にとって重大事です。生徒一人ひとりの資質や志向に合致した進路を決定するという目的を達することに加え、その過程を「選択の力」を獲得する機会と捉えた指導を実践しようというのが前稿の主旨です。進路指導を通じてどんな資質や姿勢、スキルが身につくいていくか、それらが探究活動や教科学習指導を通して獲得するスキルとどのように関わっている…
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進路指導で育む“選択の力”(その1)

進路指導が、生徒一人ひとりに資質や志向に合致した進路を決定させることを目的として行うものであることに異論の余地はありませんが、この目的を達成する過程で生徒が身につけていくべき様々な資質や姿勢があることも忘れてはいけません。 とりわけ、進路を選択していくプロセスの中で養われる「選択の力」は生徒がその後の人生を歩む上でとても大切なもの…
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最短の進路がベストにあらず

普段乗ることがあまりない路線を利用したとき車内を見回していたら、専門学校の中吊り広告に「私の進路は最短距離」というコピーを見つけました。ある職業を志す決意で入学する専門学校である以上、進路希望という夢を最短距離で実現させることが求められるのは当然ですが、これが高校での進路指導となると全く別の話になります。 ❏ 寄り道が視野を広…
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目標を見つける入り口~日々の学びでの興味・関心

目標を持った状態で巣立たせるには、日々の学びの中に興味や関心を見つけてもらうことがスタートです。興味は自力で考え工夫して達成したこと(=できるようになったこと)の中に生まれ、関心は「自分事」として認識できる課題に触れて芽生えてきます。 せっかく生まれた興味・関心もそのままにしては、深化・拡張することなく埋もれてしまいます。機を逃す…
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目標を持った状態で巣立たせる

各地の学校が特色ある学校づくりに取り組んでいる以上、実現を目指している教育の価値とその成果を示す指標にはもっと様々なものがあって良いと思います。例えば、卒業に臨んで「私はどうしてこの進路を選んだ、この道でこんなことをしてみたい」との思いをしっかり抱き、言葉にできる生徒の割合などは、その一つになり得るはずです。 大学入試でも志望理由…
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